〜太宰「彼らに会ったらって云ったけど、極力会ってほしくないね」『莫迦なのこの人』〜 ページ7
昨日の夜は驚いた
突然自分が能力者だとわかり、敦は暴走
しかも、初対面の太宰さんに知り合いだと云われ…名前を当てられた
あまりに奇妙な夜だった…
『ま、今の子の状況の方が圧倒的に奇妙だけどね』
目の前で敦がスヤスヤと眠っているのだから困ったものだ
あの後、私も家がわからないということなので
誰かの家に泊めていただく形になったのだが
太宰「敦くんも家無いみたいだし……いっそのこと二人で住んだら?」
というよくわからない要求を受けてしまったのだった
『あーつしっ!起きてー!』
中島「ん……ここは……」
『大宰さんが「社員寮」とか云ってたかな』
中島「そうですk……Aさん!?」
『おはよ、改めまして代継Aだよ』
中島「そういえば名前聞いてませんでしたね、ずっと小市民さんだと思ってました」
『やだこの子純粋』
敦が着替えてる間はずっと窓の外を眺めていた
何で出ていかないのかって?
さっき太宰さんから電話があってさ
救援要請だったから敦と向かおうってことで待ってるの
『ここはほんとに何処なんだろ……』
中島「Aさんは気づいたらあの河川敷に居たんですっけ?」
『そうなんだよ……しかも太宰さんには「知り合いだ」って云われるしさぁ』
あの手紙に書いてあった芥川龍之介と中原中也もよくわからないし……
自分の異能力とやらも使いこなせる気がしない
中島「もしかしたら、二人は生き別れの兄妹かもしれませんよ。Aさんが事故にあってはぐれてしまい、記憶を失った状態で感動の再会…みたいなのかも」
『敦はその発想が良いよね、嫌いじゃない』
中島「あはは……なんかすいません」
『なんで謝るの……有り得る話だよ』
何もわからないってのは単なる記憶喪失の可能性もある
もしかしたら手紙の二人は私の友達?
なんで気をつけなきゃいけないかは分からないけど
中島「着替え終わりましたよ、行きましょう」
『はーい』
ガチャっとドアを開け、前を見ると
『何してるんですか……』
太宰「やぁ、おはよう二人共。早速だが助けてくれ」
太宰さんがドラム缶にハマってるじゃないですかヤダー
中島「また死のうとしてたんですか……」
太宰「うん、でもこのままじゃ死にそうだから助けてくれたまえ」
『良かったですね』
太宰「探偵社の皆と同じ反応をするね」
中島「死ねるなら良いのでは?」
太宰「私は死にたがりだが痛いのも辛いのも嫌なんだ」
〜『好きな食べ物は?』中島「茶漬け!」『らしいので太宰さん』「『奢ってください』」太宰「君達…」〜→←〜『私の異能力って割と強くないですか』太宰「冬に怒らせれば強いね」〜
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まゆ - 面白かったです(≧∀≦)漫才みたいで、楽しかったです(≧∀≦)ギャグ好きなので、嬉しかったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年1月18日 0時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時:2018年1月1日 20時