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〜国木田「太宰のやつが迷惑をかけてすまない」『いえいえ、大丈夫ですよお茶漬けの人』国木田「貴様ッ!!」〜 ページ5

少し省かせていただくと
太宰さんが首つり健康法という嘘の情報を国木田さんに伝え、
国木田さんの万年筆が折れ
虎探しをしていると伝えられると、敦が逃げ出し

なんだかんだあって太宰さん、敦、私の三人で倉庫の中です
何故でしょう


中島「太宰さん、何を読んでるんですか?こんな暗い中でよく読めますね」


太宰「目は良いから。それに、内容は全て頭に入ってるし」


じゃあなんで読んでるのって話だけど、そんなことより私は見覚えのないバッグの中身を見て自分が何なのか知らなければ

バッグの中からは
携帯、財布、お菓子、手紙が入っていた

携帯と財布はわかるけど後の二つは何なの…?
お菓子はまぁいいだろう
手紙?


太宰「何読んでるの?」


『果たし状でしょうか…』


手紙の内容は

「此度は前触れもなく河川敷に置き去りにしたことを深くお詫び申し上げます。
この手紙は、A様の異能力について記したものとなります

A様に付与させていただきました異能力は
意思灯籠
A様の感情によって効果が変わる能力
怒りなら炎
悲しければ雪
のようなものです

ただし、自身の感情を理解できなくなりますと扱えなくなりますのでご注意ください」


ここまでだった
異能力なんて…私が?
月明かりに透かして見てみると、裏にも文字が書かれているのに気付いた


「追記:太宰治、芥川龍之介、中原中也にはお気を付けください」


『二人ほどわからないけど……太宰治って……』


太宰「呼んだかい?」


『ストーカー紛いの事するから気を付けろってこと…?』


太宰「失礼だよそれ」


芥川龍之介も中原中也も聞いたことがある気がした
絶対に会ったことない
私の知り合いにそんな名前の人いないはず

いない…はず


太宰「それよりA、逃げるよ」


『はい!?』


太宰さんが私を抱き上げ、木箱の上を走り抜ける

何かに追われているのかと太宰さんの後ろを見れば
飢えた白虎の目が光っていた


『だ、太宰さん!!敦は!?』


太宰「あの虎が敦くん…彼の能力は、虎に化けるもののようだね」


『そ、そんな……』


敦が異能力者なのも驚いたのだが
何より、自分も異能力者らしいのに何も出来ずに守られているのが一番驚きだった


『__て』


太宰「ん?何だい?」


『放してください!!私が戦います!!』


太宰「何をバカなことを云ってるんだ!!!そんなことしたら…また……」


『いいから!』


飛び出し、私は叫ぶ


『異能力__意思灯籠』

〜『私の異能力って割と強くないですか』太宰「冬に怒らせれば強いね」〜→←〜太宰「出会ったことのない君を探している」『出会い厨?』太宰「断じて違う」〜


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まゆ - 面白かったです(≧∀≦)漫才みたいで、楽しかったです(≧∀≦)ギャグ好きなので、嬉しかったです(≧∀≦)続きが、すごく気になります(≧∀≦)これからも、頑張って下さい(≧∀≦) (2018年1月18日 0時) (レス) id: 5050a4539b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天空の巫女 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/  
作成日時:2018年1月1日 20時

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