【文豪ストレイドッグス】人虎と変人と理想主義者に囲まれてるので助けを求 (ページ35)

今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:60,742 hit

～田口「作者によるとオイラは本編関係なくこれからも出てくるらしいぞ」『キャラわかってないのによくやるよね』～ページ35

タクシーに乗ってます(唐突)

国木田「この運転手も情報屋の1人で、元は舞台役者だ」

「全然売れなくて…それで転職したんです」

『舞台役者からタクシー運転者に転職したものの気持ちっていう作文書くからインタビューオッケー？』

「何ですか其の限定しすぎた題材」

国木田「話を戻すぞ。彼は誰よりもこの横浜の地理に詳しいし、今回の失踪事件でも、11人の被害者の内2人を失踪直前に目撃している

乗せた人物は、この人物で間違いないか?」

「えぇ、間違いありません」

太宰「なるほど、閃いた！見てこの写真！2人とも眼鏡かけてるじゃない？」

『太宰さんのひらめきは碌な物が無さそうなので却下』

太宰「まだ一割ぐらいしか云って無いんだけど」

『一割其れだったら後の九割期待するだけ損です』

敦に殴られたので話を戻す

太宰「つまりこれはメガネ連続失踪事件!国木田くんの出番だよ！！」

国木田「俺はメガネ以外で出番なしということか!?」

『ほーら、碌な物じゃないでしょ？』

中島「うぅ…殴ってごめんなさい……」

太宰「何で謝ってるんだい敦くん」

そうこうしているうちに目的地の廃病院に到着
　
　

　
　
　
　
　
　
太宰「ひょっとして国木田君、ビビってる？」

中島「幽霊とか怖いんですか？」

『へぇー遺骸』

中島「Aさん、字！字！」

国木田「怖くない！この手は軽率な行動を取る者から犠牲になるのだ」

『あれ……国木田さんの後ろの女の人…誰ですか…？』

国木田「！？……い、居ないじゃないか！！！」

『あぁ…ごめんなさい、鏡に映った私でした
…でもおかしいなぁ………
私は鏡に映るはずないのに……何で？』

国木田「俺を…からかうのも……いい加減にしろォ！！！」

『冗談ですって！！！冗談！！』

太宰「吃驚したよ…Aが死んでしまっていたらおかしくなってしまいそうだ」

『あぁ、ダメだこの人たち』

呑気なことをしている場合ではなかった

「助けてー！！」

『女性の悲鳴！？』

中島「反応するとこおかしくないですか！？」

その後、下着姿の女性を救出し
地下に閉じ込められていた方々を救うことができずに帰還した

中島「横浜連続失踪事件の被害者、民間の探偵が独断で踏み込んだ為死亡…」

『犯人の狙いはこれか……非道だね』

国木田「太宰の言う様に、俺の出番ではなかったのかもな」

『違う…国木田さんは悪くない
悪いのは、人の命を物とも思わない犯人さんだよ……』