空は、なみだ跡

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『いってきまーす』




そういって 左側に仁人くん 右側にお兄ちゃん で



通学路に付く



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いつもなら ここでお兄ちゃんが会話を振るのに



今日はなぜか何も言わなかった






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しばらくすると 瑞生 悠稀 太智 の順で合流していつものメンバーが揃った








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太「もう少しでさ夏休みじゃん？皆でどっか行かねぇ？」









瑞「それいいじゃん！どこ行こう？」








悠「はるき海とか行きたーい！」







『え、日焼けするじゃん嫌なんだけど』





勇「海いいじゃん！」





『え、待って私の意見は？』





仁「海ねぇｰ…、いいじゃん」







『ねぇ、私の話聞いてた？』








仁「僕のとこの別荘なら海もあるけどどう？」







太「へぇー別荘いいじゃん…








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へ!? 別荘!?」









瑞「流石、貴公子持ってるものは違うわー」








勇「俺は結構前から知ってたけどね？」







悠「じゃあ、お昼休みに計画立てよ！」






じゃあ 解散ー！



いつの間にか学校に着いてて


太智がそう言うと


それぞれの教室に散っていった




なんか勝手に話進んだんだけど





ぼーっとしていると






悠「何突っ立ってんの置いてくよ」




慌てて仁人くんと悠稀の後に続いた





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