昔話 ページ36
萌花「、、、あの、いいですか?」
そらまふに話しかける。
まふ「あ、うん。それより萌花さん大丈夫なの?」
萌花「アッ大丈夫デス」
そら「なんでカタコト?」
萌花「まぁ、はい。…蒼空。×××××××__?」
それまで口を閉じていた蒼空が口を開く。
蒼空「、、わかった。」
萌花「よし、じゃあ、、皆さん気になってるであろう我々の過去
話します。」
***
事の始まりは、4年前、中1の夏だった。
中学の部活で会った私達は、文化祭に使う為の
看板作りのため、お盆休みの8月14日も部活に来ていた。
蒼「萌花ちゃん!出来たね!」
萌「うん!すごくいい!」
なんとか出来上がって、嬉しくなって
みんなとすごく、喜んだ。
それを家族に伝えたくって駆け足で家に帰った。
だけど、家にかえったら、いつもよりも静かで、
真っ赤、だった。
知らない男が、弟の胸倉をつかんでいた。
ちいさくて、かわいい、まだ3歳の弟が真っ赤になって事切れていた。
肩からするりとスクバがおちる。
男がこちらに気づく。逃げようとするが腕を掴まれ、
荒い息の男に横腹を刺される。
初めての激しい痛みに泣きながら玄関まで走り、私の意識は飛んだ。
*
目を覚ましたのは病院で、起き上がろうとするがベッドに倒れ込む。
まわりをみると、赤髪の看護士がいた。
「看護士さん、お母さん達死にま、、、したよね、」
看護士さんの表情が曇ったので、察してしまった。
苦しい。何で、声がでない。
下を向いていると、看護士が声を発する。
「泣きたいときは泣いていいんやで。」
我慢していたものがあふれた。
「お母、さぁ、ん、、、、みん、、、、なぁ、、、」
それが看護士、坂田との出会い。
「まぁ萌花はこんな感じです。看護士のこと先生って呼ぶのおかしいけど、
萌花に大事な感情をおしえてくれたから、先生、、です」
心なしか、心が軽くなった気がする。
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蒔野杏鶴 - そ、総合97位……?ねぼけてるのかな?ありがとうございます(´;ω;`)┏○┓ (2018年9月3日 23時) (レス) id: 23d986b3a6 (このIDを非表示/違反報告)
テストやばかった蒔野杏鶴 - 忙しいながらにも更新したぜ!!テストが近い! (2018年9月3日 21時) (レス) id: 23d986b3a6 (このIDを非表示/違反報告)
蒔野杏鶴 - ウナさん» まじすか、ありがとうございます!今日のうち更新するのでよければみてください! (2018年6月15日 18時) (レス) id: c23895cf4d (このIDを非表示/違反報告)
蒼ましゅ - ウナさん» ありがとうございます!!嬉しいです!楽しみにしててもらえるとありがたいです! (2018年6月15日 18時) (レス) id: 894138cb7e (このIDを非表示/違反報告)
ウナ - 期待できる(上から目線)めっちゃ見ててドキドキします!応援します (2018年6月15日 16時) (レス) id: de16b1a962 (このIDを非表示/違反報告)
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