ナカノヒトゲノムでテーマにそって短編集！ なんとなんとの第２弾

アカツキ編 ページ4

❤

(貴方)「んっ、アカ、ツキ…！激しっ…！」

私の甘い声と、薬で呼吸が荒くなった

アカツキの吐息が静かな部屋に響いている。

「チュ、チュク、クチュ…」

終わりなど見えないキスは、私の呼吸を乱していく。

アカツキ「この薬…すごい効果っですね…！」

少し苦しそうで、お酒で酔っ払ったように

顔が赤くなったアカツキは私のスカートに触った。

私は衝動でギュっと強く目を瞑った。

スカートのポケットに私より少しだけ大きい手が

入ってきて、そこからあの小瓶を出した。

アカツキ「これ…ですよね、薬。」

(貴方)「どう…してっ！それを…？」

するとアカツキはいつもとは違う、

妖艶な笑みを浮かべて言った。

アカツキ「俺がお茶を飲んだ後、

　 執拗にポケットに手をいれていたので…。」

自分の、嘘が下手で顔や行動にすぐ出てしまう性格を恨んだ。

アカツキ「(貴方)さんも…感じてください。」

そう言ってアカツキは、ピンク色の液体を飲みほす。

「チュ」

「ゴク」

ピンク色の液体はアカツキの口から私の口に入ってきて、

私はゴクリと飲み込んでしまった。

絡められる舌はようやく離れ、

アカツキは口元に残っているピンク色をペロリと舐めとった。

私も体から火が出たように熱くなり、

息もだんだんと荒くなって、もう何も考えられなくなる。

アカツキ「(貴方)さん、誕生日おめでとうございます。

　 俺と一緒に、大人になりましょう？」

そう言うアカツキを最後に私は、

ながいながい夜に溺れていく。

――――――――――――――――――

―次の日―

パチっと目が覚めると、隣には大好きな人がいた。

アカツキ「大好き…です、(貴方)さん。」

寝言でふにゃっと笑みを浮かべながら言う

アカツキを見て、私も…。

(貴方)「私も、アカツキのことが大好きだよ。」

カーテンを開けると、

キラリと日の光に大切なリボンが照らされて輝いている。

―――――――――――――――――――――――――

ユズ「ところで(貴方)、薬の結果は…！」

食堂に行くと、ユズさんが楽しみそうに

私とアカツキの方へと歩いてきた。

(貴方)「絶対に言いません…。」

アカツキ「えっとですね…。」

(貴方)「言うなっ！」

―――――――――――――――――――――――――

ひなた(2せい)さんから

テーマリクで「誕生日を祝ってもらう」

キャラリクで「アカツキ」でしたm(_ _)m

カイコク編→←アカツキ編

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ナカゲノキャラに○○される！

5人とずっと一緒！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す