ロアロ家の妹はろふまおメンバー！

続き ページ9

――――――略――――――――
　チーム分けはコチラ
　舞元チーム
　舞元、力一、加賀美、天野
　チャイカチーム
　チャイカ、叶、剣持
　

「皆さん甘いですよ(？)」
「甘い？」
「要はできるだけローションを拭き取りつつ、とりあえず止まればいいんですよ」
「それはそう」
「分かってるよ！」
「私、ある案を思いつきまして…」
　ローション滑り台の上で伸脚をする天野
「あっ！」
「確かにこれは」
「そう！この状態で、この先端の足でローションを掻き分け、重心を支える足でブレーキを踏むっていう感じで」
「あ！近いかもこれは！」
「正解なんじゃないこれ！？」
「えでも待ってまじ怖い待って」


　

「では社長、私の心の準備が出来たので…押してください…！」
「じゃあ行きます！」
　ローション滑り台の上で覚悟を決めた天野の方を少し押す加賀美
「あぁあ！待ってこれ！」
　坂を下る途中にだんだん加速して行く天野
「やばいやばいやばい！」
「あああ！」
　舞元がデッキブラシで擦っているところを通り過ぎたくらいで体の前方に倒れ込み顔を強打し、ｶﾞｯと呻き声をあげる
「組長ー！！！」
「それは痛すぎる！！！」
　そのまま勢いは止まらず体をうつ伏せの状態になったまま水の中に飛び込む
「あ〜」
「なんかすっごい仮面ライダーの飛び蹴り並にスピード出てましたよね」
「ちょっとかっこよかった」
「でも逆にスピード出しすぎでダメだったね」

「ねぇえ〜ー！！顔ローションまみれなんだけど！」
「うわっ！髪とかもやっばいことになってる」
「全身水とローションで濡れたトイプードルみたいになってるww」
「まじできないですよこれ！」
「いやそれはほんとにそう」

続き2回戦目→←【切り抜き】第1回にじさんじローションカーリング選手権1st

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す