第参話 綺麗でしなやかな霞 ページ4
Aside
鬼「血気術 闇夜の刃」
それと同時に、無数の光った刃が上から降ってきた。そして、もう終わりかもしれないと思った途端に信じられないことが起こった。
A『森の呼「霞の呼吸 弐の型 八重霞」
そして、あっという間に鬼の頸は落とされた。
無一郎「大丈夫?...もしかして、そら?」
A『無一郎さん!あ、あの、ありがとうございました!私、初めての任務で...。』
無一郎「そうだったんだ。初めての任務でこの数は大変だったね。」
A『それにしても...まだまだ訓練を重ねなければ...。無一郎さんがいなければ私は、死んでいたかもしれません...。』
無一郎「そうだね。」
A『...というか、どうして無一郎さんがここに?』
無一郎「僕もこの近くで任務だったんだよ。それで、帰り道にAが鬼と戦っていたのを見たんだ。」
A『そうだったんですね、なんだかお疲れのところ申し訳ないです。』
無一郎「別にいいよ。」
A『それじゃあ...私はこの辺で。』
無一郎「うん、僕も今度こそ家に帰るから。」
A『そ、そうですね。では。』
私は蝶屋敷に向かって歩き始めた。でも、無一郎さんも私と同じ方向に向かって歩き始めた。とてつもなく気まずい。そして、数分経って私はついに言ってしまった。
A『無一郎さんっ!』
無一郎「え?」
A『あの、その、無言で同じ方向に歩き続けるのは、気まずいので...。一緒に帰りませんか...!』
無一郎「僕もそう思ってた。いいよ、一緒に行こう。」
A『...はい。』
無一郎「そういえば、今日はカナエさんいるの?」
A『はいっ!多分いますよ!私のことを送り出してくれましたし。』
無一郎「そっか。...僕達って同い年の同期だよね?」
A『え?あ、そうですね。』
無一郎「どうして、敬語なの?」
A『それは!無一郎さんが柱だからです!階級が上すぎるじゃないですか!』
無一郎「でも、僕はそういうの気にしないし、この際、敬語辞めない?」
A『無一郎さんがそういうのなら...。私はいいですけれど...。』
無一郎「じゃあ、今から敬語は禁止ね。」
A『...分かりました。』
無一郎「どうして、今日が初めての任務なの?最終選別って2ヶ月前だよね?」
A『それはそうなんだけど、私の使う森の呼吸はオリジナルの呼吸で、最終選別の時はまだ玖の型までしか会得していなかったの。だから任務は先延ばしになったの。』
無一郎「そう」
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そらまめぴ〜(プロフ) - あ"あ"あ"むいくん尊い"さん» 亡くならない小説を作ったんです。たくさんの人が亡くなったからこそ戦う!というところが鬼滅の刃の魅力でもあるということは分かっているのですが、申し訳ないです。小説の中なのでどうかお許しいただきたいなと思います...。読んでくださってありがとうございます! (2021年11月7日 12時) (レス) id: 8b23fadeae (このIDを非表示/違反報告)
そらまめぴ〜(プロフ) - あ"あ"あ"むいくん尊い"さん» すみません!それは痛いほどよく分かっているのですが...主はカナエ様推しなんです...。実は1番初めに作った作品で(今は非公開になっていますが)カナエさんが亡くなったことも書いた小説を作っていたんですけど、カナエさんが亡くならない平和な世界線も書きたくて (2021年11月7日 12時) (レス) id: 8b23fadeae (このIDを非表示/違反報告)
あ"あ"あ"むいくん尊い" - むいくんが柱になる前にカナエは亡くなりましたよ? (2021年11月4日 20時) (レス) @page2 id: fa0015969e (このIDを非表示/違反報告)
そらまめぴ〜(プロフ) - 左倉碧さん» うわぁぁぁ!ありがとうございます!!初のコメントさんです!むいくんと同期パロお好きですか!?同じくです!これからもお願いします!(^ワ^=) (2021年5月21日 7時) (レス) id: 8b23fadeae (このIDを非表示/違反報告)
左倉碧 - むいくーん!同期パロよきよき←もちろん!評価押しましたぞい!「-(゚∀゚)(ポチポチ (2021年5月17日 21時) (レス) id: 92b38e517e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そらまめぴ〜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/soramamepi_?t=ozxKYZrwGqWIFCYc8yUz7g&s=06...
作成日時:2021年5月9日 21時