山田家の長女はある意味変人

12話 ページ13

ラップチームは私のことを囲み、一斉に
仕掛けてきた。


依頼者「四輝さん！！」


『………………………。』


私はただひたすら沈黙した。


ラップ4「どうだ！俺たちのラップは！！」


ラップ5「衝撃で声も出ないか！！」


『………この程度か、貴様らのラップは。』


ラップ6「なっ！！全く効いていないだと！？」


ラップ7「そんなバカな！！」


雑魚のセリフ、ありがとうございまーす。


『んじゃ、次はこっちの番だ。』


そう言って私はマイクを、起動した。


『テメェらのラップ全然だめだな
期待したけど痛くもねぇな
バカばっかバカみたいにたらたら
カスリもしねぇしかゆくもねぇ
墓場に手向ける菊の花
私はkillするIllmatic
静かに鎮める密かに仕留める
四輝のライムでぶっ飛ばす』


私が終えるとラップチームは地面に倒れ、
痙攣していた。


女性「！！」


依頼者「流石は四輝さん！！その調子で
　 あの女も倒してください！！」


そう依頼者の人が言った。


『………―――――さん。もう終わりにしましょうか、こんな茶番。』


依頼者「え………？」

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