【歌い手】たんぺんしゅう

おたおめ*天月 ページ35

天月さんお誕生日おめでとう企画。
短編の中の短編です。遅れてるとか知りません。

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“お恥ずかしながら歳を重ねました！”


そんな文面から始まった推しのツイート。
今日は記念すべき天月さんのお誕生日で。

結構初期から応援している私にとっては
たくさんのリスナーさんからお祝いされる姿が嬉しくもあり、少し寂しくもあったり…

どこか遠いところに行ってしまったようで
大切ななにかがまるごとなくなってしまったような虚無感に襲われる。




「今日は…お台場でライブか」




赤い星でチェックされている今日の日付。
天月さんのフリーライブがある日。

絶対にたくさんのありがとうを届けるんだ。






「ぷぎゃ〜もうこんなに並んでるの、」





整理券をもらうための列はもう可愛い女の子達で埋まっていて。
これいい席とれるかなぁ〜……




「こちらが整理券となります〜ぜひ楽しんでいってくださいね〜！」




「ありがとうございます〜」





せっせと券を配っていくいんふぉさんらしき人。
きっといんふぉさんだな。だって何回かみたことあるもん。

初めてのライブから一回は必ず参加してきた私が言うんだからこれは有力。
へぇ、いんふぉさん間近でみたらお顔がとても綺麗。
やはりイケメンのまわりにはイケメンが集まるのか





「わ、案外いい席」



券に書いてある場所まで移動するとそこはステージの目の前で。
いやこれは案外どころじゃないなすっっごいいい席。




これならきっと__________________

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