＊あぁ、それ俺の妹。【まふまふ】【そらる】＊

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A「…こんなもんかな。」




パソコンの画面を操作しては、




外したヘッドフォンを付けて音源を流す。




ヘッドフォンから流れるのは、心地よいドラムのソロ。




まぁ、まだ電子の音ではあるのだが。




それからしばらくはヘッドフォンを付けたまま操作する。




多少耳は疲れるが、今は曲のこだわりたい部分だったため、




付けたり外したりするせいで集中がそがれるのが嫌で、




他の部屋の音が聞こえなくてもいいから、




ヘッドフォンを付けていたかった。




それがフラグになるなんて思わずに。




取りあえず山場は終わり、一度フルで聞いてみようと、




曲の始めから流し出す。




ボーカロイドの心地よい高音。




ハモリのバランスも考えながら聞き入っているときに、




わずかな音ではあったが、




人間の声が聞こえた気がした。




それも、お兄ちゃんの声ではなくて。




ふっとそのまま振り返ると、




そこに立っていたのは、





白い髪で長身の男の人。




A「え…？」




叫んだりすることはなかった。




混乱することもなかった。




ただ、静かに、




お互いに何も発さないまま、




目を合わせていた。




何故か分からないけど、その瞳に、引き込まれて。




…そして、その沈黙を破ったのは、




彼方「あぁ、それ俺の妹。」




眠そうな兄の言葉だった。




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順位？

ん？


眼科行くべきでしょうｋ(((行ってこい



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