【歌い手】うたう。【小説】

に ページ3

『ごめん、待った？』
「いや、俺もさっき来たばっかだから」
『リア充みたいなセリフやめてくんない？』
「ごめんごめんw」
『で、用はなんなの』
「そうそう、Aに会いたいって人がいてさー」
『はい？』

そうだった、こいつから急に呼び出されるときはろくなことがないんだった。

「まふまふっていうやつなんだけど」
『ああ、あの人ね。たまにTwitterで話すよー』

まさかのまふまふさんでしたか。
でも、たいして仲良くもない私になぜ会いたいなど。

「俺とAが仲いいって知ってから会わせろ会わせろうるさくて…」
『え、何スズムくんエスパーだったの』
「全部口に出てたよ」
『おうふ…』
「まあ、お前ら普通に仲いいと思うけど。たいして仲良くもないレベルだったらまふも会おうと思わないよ」
『そうでしたか…』

とりあえず、まふまふさんと会うことになりました。




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スズムくん登場の２話目。

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