なにわ女子がおりまして 【25】

たとえば ページ26

Aside



A ｢恭平、お皿｣


恭平 ｢ん？あ、ごめん｣




ガチャガチャとお皿を持ってきてくれた




恭平 ｢はあ、、｣




ソファに戻ってボーッとテレビを見つめてる





A ｢そんなに面白いの？これ｣


恭平 ｢うわっ、、｣




食器の片付け終わりにして恭平の隣に座る




A ｢あー、はっすんと丈くん。あれ？今日りゅちぇおらんのか｣





3人が出てる違和感に気づけ的なバラエティ番組







A ｢、、、眉間シワ｣




渋い顔でテレビを見てる恭平の眉間をつつく






A ｢丈橋気に入らんのー？｣


恭平 ｢いや、、2人とも大好き｣




A ｢ふーん、、｣






A ｢恭平は恭平のペースでええと思うよ｣


恭平 ｢え、、？｣




A ｢焦って空回りするより、ゆっくり自分のペースでやればええんとちゃう｣


恭平 ｢な、んの話しとん、、(笑)｣





A ｢まあ焦る気持ちもわかるよ。勢いすごいもんなあ、、みっちーとか｣

A ｢でも恭平は恭平やん。他の誰でもない。恭平にしかできないことがきっとこれから先何個も出てくるよ｣



恭平 ｢、、、たとえば｣






A ｢えー？ガチガチのクイズ番組、東大王とか出てそうなやつ！恭平アホやし天然やしバラエティ番組向いてると思うけどなあ｣

A ｢あー、でも顔とスタイルいいからモデルでもええなあ｣

A ｢んー、でもメンズ校の演技めちゃくちゃ好きやから俳優もええか｣






A ｢ダメや！考えれば考えるほど恭平に魅力しか感じひん！例えが1つに絞れなっ、、｣

恭平 ｢っ"、、｣




A ｢、、、よしよし｣








いつも"へーん"、"みょーん"、"ふーん"、"卍"って感じで生きてるから

その分思い詰めたらネガティブになりがち






恭平 ｢いつからっ、、わかってた、、？｣



A ｢んー、先週くらいのずーっとメンバー出てるテレビ渋い顔で見てた時｣





恭平 ｢俺っ、、焦ってた、、｣


A ｢うん｣




恭平 ｢皆に、、置いてかれてるみたいやった、、｣

A ｢うん｣





恭平 ｢俺、ええとこないなあって、、｣

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