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Episode.3 ページ4

.


「Aさん、この後合コンに行くんですか?」

「え、何で知ってるの?
…まさか私、声大きかった?」

「いえ。さっき電話してるの聞いてしまいました」

「盗み聞きしてたの?…悪趣味だね、テツヤ君」

「変な言いがかり付けないで下さい」

「はは、冗談だよ〜〜〜」


冗談が効かないところから、変わらないなぁと感じる。
と、掛け時計を見ると7時を廻っていた。


「うわ、いっけないもうこんな時間。
テツヤ君、悪いけど戸締まり頼んでいい?」

「分かりました」

「ごめんね!!
また今度ご飯奢るから!」

「じゃあバニラシェイクでお願いします。マジバの」

「いや聞いてないからね」


先週末に買った新しいスプリングコートを羽織る。
鞄に手を通し、急いで扉へと向かった。


「あ、Aさん。」

「なーに?」

「気をつけて下さいね。
もうすぐ雨が降りますよ」


…雨?
確かニュースで、小春日和が続く筈じゃ…


「ふふん、忠告ありがとう。
だけど残念!近々雨は降らないよ!」

「あ、それと……」

「じゃあね、テツヤ君!
また明日、お仕事頑張ろうね!!」


ドアを開け、最寄り駅までの道を走った。


「…Aさんは知っているんでしょうか。

赤司君が帰ってきているって____」




―夜の初め頃から明け方にかけて、
都心部では雨が降るでしょう。―



.



__この合コンに行かなかったら、
もう2度と、彼とは逢わなかったんじゃないかな。

そう思うくらい、

突然と偶然がぴったり重なって
私たちは再開したんだ。__




.

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羅夢(プロフ) - スカビオサさん» あ、ほんとですね!!!ご指摘ありがとうございます助かります! (2017年5月30日 7時) (レス) id: da06b6f43d (このIDを非表示/違反報告)
スカビオサ(プロフ) - 天ノ弱は曲名なので、天の邪鬼だと思います。意図的でしたらすみません。 (2017年5月30日 2時) (レス) id: b80a207be1 (このIDを非表示/違反報告)
あんぽんたんこ(プロフ) - 羅夢さん» お話さっき書きました笑 駄作なんですけど…笑 ありがとうございます´`* (2015年8月3日 20時) (レス) id: 715647ff88 (このIDを非表示/違反報告)
羅夢(プロフ) - あんぽんたんこさん» 赤司君とのお話書いてるんですね♪嬉しい、仲間が出来た感じがします。(*^^*)ぜひ、お友達になりましょう!!! (2015年8月3日 20時) (レス) id: 6d912d8097 (このIDを非表示/違反報告)
あんぽんたんこ(プロフ) - 羅夢さん» はい!´`*自分始めたばっかりで不安がいっぱいで、お友達希望してもいいですか?図々しくすいません。 (2015年8月3日 20時) (レス) id: 715647ff88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羅夢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/soraland2  
作成日時:2015年8月3日 14時

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