○月5日 ページ5
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A様へ
同じ東京に住んでいるとは、偶然でしたね。
もしかしたら知らないうちに道ですれ違っていたのかもしれません。
意外にも歳が同じだとは思いませんでした。
同時に、貴方がどんな姿をしているのかを知りたくなってきた。
あまり外へ出ることはないのですね。
外に出ることはとても良い、と私は言えませんがずっと家の中にいると窮屈な気もします。
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封をしたらまた以前のように形を変えて蝶に変身する。
「傑、入るからなー」
そう言いながら同時に扉を開けて入ってきた五条。
「ちょうどいい。見てくれ悟」
「あ?」
指を刺した先にはパタパタと羽を動かせ飛び立とうとしている紙の蝶。
「なにそれ」
「あの手紙だよ」
「へー、生きてんじゃん」
しばらくして窓の隙間を通って外へ飛んで行った。
「おそらく彼女は術式で手紙を送っているんだ」
「なるほどね」
おそらく呪いの見えない非呪術師などにはあの紙でできた蝶は見えていないだろう。
「俺たちの敵?」
「さあ、まだ分からないけど、敵意は感じられないね。最初の手紙であったように本当に興味や好奇心で送ってきているのだろう」
「まあ、敵だとしても俺達なら平気でしょ」
"俺達、最強だし。"
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kaname(プロフ) - ランドセルをからった、という文字を見て懐かしい気持ちになりました笑 (2021年9月24日 13時) (レス) @page24 id: 7565f8d7cb (このIDを非表示/違反報告)
伍-フュンフ-(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります! (2020年11月19日 23時) (レス) id: e580e52feb (このIDを非表示/違反報告)
苺 - すごく面白いです!こう言う話はあまり読んだことがなく、ワクワクしながら読んでいます笑続き楽しみにして待ってます。更新頑張ってください!応援してます。 (2020年11月19日 21時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伍-フュンフ- | 作成日時:2020年11月9日 2時