○月25日 ページ25
伏黒恵。この子の名前か。
五条さんと伏黒くんが2人で話しているのを少し離れたところでぼんやりと見ている。
禪院、という名前が時々聞こえてくるが内容は難しくて私にはさっぱり理解が出来なかった為聞くのをすぐにやめた。盗み聞きも良くないだろう。
「その女の人は誰?」
女の人、と言われてもすぐに自分の事だと気づかず伏黒くんが私に指を指していることでやっと気づいた。
「私、ですか?私はAです。よろしくお願いします、伏黒恵くん」
「……よろしく」
「なんか僕と態度違くない?君」
あれ、五条さんが僕って言った?
「まっ、本題に入るけど、君はどうしたい?禪院家に入りたい?」
「津美紀はどうなる?そこに行けば津美紀は幸せになれるのか?それ次第だ」
ベランダでこっちを確認した女の人がいたが、もしかしたらさっきの子がこの子が言う津美記さんなのだろう。
伏黒くんの問いに五条さんは「100%無い」と断言すると伏黒くんは彼に対して警戒心を露にするが、それを見て彼は喉を鳴らすように笑っただけだ。
そして「オッケー。あとは任せなさい」と乱暴に頭をぐりぐりと撫でる。
「強くなってよ。僕に置いて行かれないくらいに」
425人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kaname(プロフ) - ランドセルをからった、という文字を見て懐かしい気持ちになりました笑 (2021年9月24日 13時) (レス) @page24 id: 7565f8d7cb (このIDを非表示/違反報告)
伍-フュンフ-(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります! (2020年11月19日 23時) (レス) id: e580e52feb (このIDを非表示/違反報告)
苺 - すごく面白いです!こう言う話はあまり読んだことがなく、ワクワクしながら読んでいます笑続き楽しみにして待ってます。更新頑張ってください!応援してます。 (2020年11月19日 21時) (レス) id: b4b2a74632 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:伍-フュンフ- | 作成日時:2020年11月9日 2時