【歌い手】輪廻転生【まふまふ】 (ページ5)

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ワタシの人生１ページ5

貴方said

『もーやだなぁー』

ふと、空を見上げながら呟いてみる。あ、虚しいw

『こんな世界…終わっちゃえばいいのに…ね？』

「そんな……こと言わないで？」

『……誰？』

「僕は、相川真冬。」

『そ。綺麗な目だね…』

私は綺麗な目と綺麗な髪色の少年に近付いた。

「えっ？なんでこっち来るの？え？」ﾄﾞｻｯ)

あ、押し倒してしもた…←

「えっ、ちょっ、え？僕話し掛けただけだよ？え？初対面だよ！？」

『んーごめんね。』

立ち上がって、自分と同じ目線の少年に言う。てか、少年じゃなくて青年や…

「…っよ。……で、何で世界が終われって言ってたの？」

すっと立った真冬はんに、戸惑いながらを答えました。

『…こんな世界生きてても仕方ないし、私が死ぬんじゃなくてこっちが滅んでくれねぇーかなって。』

「え、君こわい…」←

『てか、私の名前聞かんでええの？』

「あっ…」

この

大事なところが抜けてる真冬はんにちょっと救われたなんて…ね？

『私の名前は、Aって言うねん。何のよう？真冬はん。』

「え？真冬はん？……んーっとね。君を救いに来たんだ。」

『そう。』

「え、反応薄くない？」

『私は救われたいとも思わないし、救ってほしいなんて言ってないし。』

「…え？でも、明らかに助けを求めたじゃん。」

『…？いつ求めた？』

「え？もうこんな世界やだなぁって言ってたじゃん。」

『うん。』

「え？」

互いに沈黙の後、とりあえず笑いました。←この二人初対面だよっ！？

『んー真冬はんと、話したら楽になった気がするんよ。ありがとう。』

「お役に立てて良かった。」

『うん。じゃあね。』

「あー………あのぉ…」

真冬はんが気まずそうに、そして、伏せ目がちに言った。

「泊まるところがないんだけど…」

『………ん？私を救いに来たって言っとらんかった？』

「うん。」

『で？帰る場所が無い？』

「うん。」

『……』

「……」

『…ふざけんなァァァ！！！！！』

「ごめんなさぃぃいぃぃ！！！！」

私が怒鳴ると、真冬はんは涙目で謝る。え、何か罪悪感。

『…しゃーないな。泊めたるわ。』

「…っ！ほんと！？」

あ、耳が見えた、、

『ちゃーんと、することしてや？』

「うん！」

『ほなら帰ろ。』

「うん！」

さーて、地獄の始まりやね。明日から。

…それにしても、この子歌うまそうやな…勧めてみるか。

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Aさんsaidです！