【歌い手】輪廻転生【まふまふ】 (ページ3)

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ボクの人生３ページ3

ボクが父さんの頬を撫でると、少し驚いてから、目を細めた。

「お前には俺の言っていることが分かるのだな？ならば、本当に守ってくれよ？生涯愛したやつはあいつだけだ。」

いい事言うなこの父さん。

「そろそろ帰ってくるな。それは俺とお前の秘密だ。」

そう言いながら、お父さんは唇に手を当てる。え、イケメン…←

月日が流れるのは早いもので、もう3ヶ月だ。

「ねぇ、あなた？なんでそんなに辛そうなの？」

「……ごめんな………」

「ねぇ、謝らないで？なんだ言ってくれないの？」

「悲しませたくなかったんだ……ごめんな。」

「今伝えられた方が悲しいよ………！」

「まふと、幸せになってくれ。」

そう言い、愛する人の手の中で息を引き取った父さん。誰よりも勇敢でカッコ良かった父さん。

これほど悲しいことはないだろう。

因みに、僕は、もう1歳だ。喋る。

神の子は成長が早いそうな。

『お母さん……大丈夫？』

「まふ………二人で生きようね………！」

やはり、涙を流しながらも、笑うお母さん。似たもの夫婦だなぁ……。

『ボクが守ってあげる。』

「ありがとう。」

その瞬間に僕の意識は飛んだ。

『…？』

「どうだった？」

『ボク…神様だったんだね。』

「そうだよ。」

『神様は、何の神様なの？』

「俺はね、君のお母さんの弟。」

『…ふふっｗｗｗじゃあ叔父さんだね。』

「うるさい…w」

『…ボクにはなにかすることがあるの？』

「君には、何処かの世界に居るとある子を救って欲しいんだ。そして、ここにそのこと戻ってきてもらいたい。戻って来るのはいつでもいい。俺は気ままに待っているから。」

そして、僕が光り出す。

『待って！神様の名前は………！』

「僕は、月読命。」

神様がそういった途端、視界がブラックアウトした。

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目を開けると、そこは、ベビーベットでした。

いい加減慣れたな…←

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長ーいプロローグが終わりました。

まふ君は神の子でしたねw

次回から、Aさんが出てきますので。

宜しくお願いします！

位置付け的には、お母さんが天照の双子の妹って感じです。

日本神話大好きです！

双子の妹どこから、産まれたんだっていう苦情は受け付けません(笑)

今度詳しく説明しますね。