●浦城家は次女に弱い２ ページ48
浦城「…お父さん」
父「ｷﾞｸｯ!!!!」
浦城「私が昔、ハムスター買いたいって言ったらお父さんダメって言ったよね...？」
父「い、いやあの時は経済状況が危うくて…;;」
浦城「そのとき言った理由はお客さんの中に動物アレルギー者がいたら大変だからよね？
ずっとケージに入れているハムスターでさえダメだって言ったよね？
なのにネコはいいんだ。へー“ 美 夜 ”はいいんだ。ふーん!!
そうかそうか“ 美 夜 ”が持ってきた“ ネ コ ”はいいんだ。へー!!そうですか!!」
父「ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ))………美夜、お友達に返してきなさい。」
美夜「ｶﾞｰﾝ))お父さん!!!」
よっしゃ勝った!!!
朝人「泉姉そのネタ未だに引きずるよな。それ俺らが５歳の時の話だろ。」
浦城「おだまり。」
お父さんってばホント美夜に甘いんだから。
そうよ!今まで私にはあれもダメ、これもダメって言ってきたくせに美夜には甘い。
私には半強制的に柔道と空手やらせといて美夜にはさせないとか!!
美夜「うぅ…お姉ちゃんっ」
浦城「泣いたってダメなものはダメです。諦めなさい。」
母「もー…泉も大人げないわねぇ;;」
大人げなくてわるぅございましたね。
ビーフシチューのお肉を切ろうと背を向けたとき、ポツリと美夜が呟いた。
美夜「………お姉ちゃんもこの前友達の家にネコ触りにいったくせに。」
いや、それがどうしたし。
浦城「あれは友達がぬいぐるみ触りたいっていうから、うちにそのネコは連れてきて無いわよ。
それに、それならあんたも泊りに行けば？」
美夜「うちの学校はお友達の家に泊まりに行っちゃいけないんだもん。」
そういえばそんな校則？があったような。
美夜「お姉ちゃんはいいよね、ネコを触りたかったら友達の家泊りに行けばいいんだし。」
いや、別に遊びに行けばよくない？
美夜「でも美夜はそんなこと早々できないんだよ。たった３日間だよ？３日間もダメなの？」
うっ……
美夜「ねぇお姉ちゃん、お姉ちゃんは美夜が嫌い？嫌いだから意地悪するの？ねぇお姉ちゃん。」
あーーーも!!!
浦城「うっとおしいな!!わかったわよ!!３日間ね!!ただし、３日間だけだからね!!!」
美夜「ﾊﾟｧｱｱ))うん!!」
結局許してしまう。
浦城家では美夜に皆一番弱い。かくいう私もその例外ではないのだった。
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【青空】(プロフ) - サナさん» あぁ、なるほど(・∀・)確かに言われてみればそうですね。 (2015年4月3日 8時) (
レス) id: 6af4b50c70 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - あ、すいません。流れがラノベっぽいなと思ったので。男子になった友人の反応とか、中村がメガネっ子の真面目っぽい女の子のところとか (2015年4月3日 8時) (レス) id: 90ba0b31b4 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - サナさん» ラノベ？えっと、なんせ楽しんでいただけたら幸いです(´ω｀) (2015年4月3日 8時) (レス) id: 6af4b50c70 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - ラノベですね！性転換バージョン (2015年4月3日 2時) (レス) id: 90ba0b31b4 (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - ルーチェさん» ご名答です(*´･ω･｀)b続きは近々書きます (2015年3月31日 22時) (レス) id: 6af4b50c70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/sorairo7491/
作成日時：2015年2月28日 16時
