限界ヲタクの日常 (ページ26)

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Part2・Doraco ページ26

ﾅﾙ「あらドラコ、どこか行くの？」

ﾄﾞﾗ「母上、Aに会いに行こうと思って…」

ﾅﾙ「丁度良かったわ、Aにこのケーキ渡してちょうだい」

ﾄﾞﾗ「分かりました、渡しておきます」

僕は歩いてすぐのAの家に歩いて行く事にした

母上は最近Aにスイーツを作ることにハマっている。美味しそうに食べるから作るのが楽しいと前言っていたな

そろそろAの家に着く、その時に目に入った光景は異様なものだった

ﾄﾞﾗ「何してんだ、あれ」

彼女の家の庭には沢山の子供達が集まっていた

girl「ねぇ！これなんて名前のお花？」

『それはねアザレアって名前のお花だよ！』

girl「ピンクで可愛いね！」

『お家に飾ってくれたら嬉しいなぁ～』

girl「いいの！？」

『うん！沢山あるから何本でも持っていきな！』

girl「お姉ちゃんありがとう！」

boy「ねぇお姉ちゃん、」

『どうしたの？』

boy「僕、好きな子にお花をプレゼントしたいんだけど、どのお花がいいかな？」

『んー、アネモネなんかどうかな？』

boy「あねもね？」

『このピンクの小さなお花はね、"君を愛す"って花言葉の意味があるんだよ！』

boy「本当に！？じゃあこのお花貰ってもいい？」

『うん！好きな子喜んでくれるよきっと！』

庭に花を沢山並べて子供達と話しているA、花屋でも営み始めたのか？

子供達と話しているAの笑顔は眩しくて、同時にAと結婚して子供が出来たらあんな笑顔が毎日見れるのだと思った