限界ヲタクの日常 (ページ23)

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Part10・Doraco ページ23

Aが元の姿に戻り、周りの女子生徒達は目が覚めたようにズラズラと帰って行った

ﾊｰ「じゃあ、私たち先に戻ってるわね」

ﾊﾘ「え、Aも一緒に、」

ﾊｰ「ハリー、寮へ戻るわよ」

ﾛﾝ「Aも一緒に戻ろうよ」

ﾊｰ「ロン、空気を読んで邪魔者は撤退するのよ」

グレンジャーがポッター達を連れて帰って行った、そしてノットやパーキソンもニヤニヤしながらスリザリンの寮へ戻って行った

ﾄﾞﾗ「あいつら…」

『ドラコ、手貸して、力が入らなくて立てない笑』

ﾄﾞﾗ「まだ立ち上がっちゃダメだ」

僕は元の姿に戻ったAを思い切り抱きしめた

『く、苦しいよ、』

ﾄﾞﾗ「ずっと我慢してたんだ、」

『ごめん、心配かけて、』

ﾄﾞﾗ「全部元に戻ってるな、体も髪も、全部、」

『ドラコ、どうしたの？何か変だよ？笑』

ﾄﾞﾗ「……僕の名前、呼んでくれ」

『え？』

ﾄﾞﾗ「3日間もお前の可愛い声で名前を呼ばれなかった、だからその分、今沢山呼んでくれ」

『ど、ドラコ、？』

不思議そうに僕の顔を眺めながら、Aは僕の名前を呼んだ、いつものように可愛らしい声で

ﾄﾞﾗ「もっと聞きたい」

『ちょ、ドラコ変だよ、』

ﾄﾞﾗ「もっと」

『耳元でそういう事言うな、！』

ﾄﾞﾗ「僕の名前呼んでくれ」

『わ、分かったから、一旦離れてよ、！』

ﾄﾞﾗ「ヤダ、こんな姿の彼女を前に離れろって言う方が無理だろ？」

『こんな姿、？』

Aは僕のワイシャツから手も出ない程体が小さい、履いていたズボンも緩すぎて脱げかけ、ワイシャツは着崩した状態で肌が見えてしまっている

ﾄﾞﾗ「僕の事誘ってるんだろ？笑」

『ちがっ、これはしょうがないでしょ、！』

ﾄﾞﾗ「そんなに欲求不満だったか？」

『これは女の子達が第2ボタンまで外して欲しいって言うから、！』

ﾄﾞﾗ「それを言った生徒には何かお礼しなきゃな」

僕は嫌がるAの手を握り、押し倒した

倒れたAの姿はとても色っぽく、赤くなった頬と潤んだ目がより一層興奮する

ﾄﾞﾗ「A、好きだよ」

『ドラコ、ダメ、！』

誰もいない部屋の中にAの甘い声が響いた