【鬼滅の刃】鬼と魔法使いの子はトリップして鬼殺隊に入る！！

拾参 修羅場 ページ13

南南東の方角に向かって進んでいると
道の真ん中で見たことがある景色が見えた

１人は困っていて
もう１人はその困ってる子に抱きつき、泣いて何かを言っていってる人
そして、もう１人がその抱きついている人を剥がそうとしている

男「いつ死ぬか分からないんだ、俺は！
だから、結婚しておくれよ！
頼むよー！頼むよー！！」

炭治郎「な、なんなんだ、いったい？」

男「助けてくれー！結婚してくれ！」

グッ

炭治郎「おい、道の真ん中で何やってるんだ！その子は嫌がっているだろ！
そして、雀を困らせるな！」

おおー、カッコいい！

男「隊服、おまえ、最終選別の！(泣 」

炭治郎「お前みたいな奴は知人に存在しない！知らん！！」

そいつ、善逸だよ〜

善逸「ええー！合っただろうが！合っただろうが！
お前の問題だよ！記録力の差！！」

パッ

あ、放した

炭治郎「さっ、もう大丈夫です、安心して家に戻ってください！」

女「ありがとうございます！」

善逸「おいー！お前、邪魔すんじゃねーよ！
その子は俺と結婚すんだよ！
その子は俺のことが好きなんだからブフッ！」

女の子に往復ビンタされる善逸
確かに、うざいもんな

あ、炭治郎が止めに入った

女「いつ、私があなたのことが好きだなんて言いましたか？！
具合が悪そうに道端でうずくまっていたから声をかけてあげただけでしょう！」

善逸「え、ええー、俺のことが好きだから心配して声をかけたんじゃないのー！？」

女「私には結婚を約束した人がいますので絶対にありえません！
それだけ元気なら大丈夫ですね！さようなら！」

善逸「あ、あ、ま、待って！」

炭治郎「お前、もうやめろ！」

善逸「な、なんで邪魔するんだ！
お前には関係ないだろう！」

炭治郎「(引 」

善逸「なんだよその顔ー！
やめろー！なんで、まるで別の生物を見るような目で俺を見てんだ！！

お前、責任取れよ！お前のせいで結婚できなかったんだから！」

炭治郎「(引(えっ) 」

炭治郎、さっきよりも顔が

善逸「なんか、喋れよ！お前も！」

さてと

「ん？炭治郎？
あ、やっぱり炭治郎だ！
おーい、炭治郎！！」

炭治郎「あ、ミチ！久しぶりだな！」

「うん！久しぶり」

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