6色に染まる音色【バンドパロ】【学パロ】 (ページ6)

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5話ページ6

～楽器店～

Nakamuside

(なかむがふと時計を見ると
バイトが終わりそうな時間だった)
あ、もうそんな時間か

(すると、店長が此方に来た)
店長「水樹君、少し早いけど
そろそろあがって良いよ」
Na「あ、分かりました」

(なかむは裏に行き、服を着替えた)
あ、そう言えば
店長ってバンドやってたんだっけ...？

...ちょっと、聞いてみよっかな
(なかむは着替え終わり
荷物を持ち、店長の所へ行った)
Na「店長」
店長「何だ？」

Na「店長って昔、バンド
やってたんですよね？」
店長「あぁ、かなり昔だけどな」

Na「あの、どんな感じで
バンドやってたんですか？」
店長「そうだなぁ...」
(店長は少し間を開けて話し始めた)

店長「高校生の頃
丁度君と同じくらいの時
友人にバンドに誘われたんだ

楽器は1人以外未経験」
え、ほぼ全員未経験...!?
店長「私も未経験でね
誘われた時は驚いたよ」

Na「なんで、やろうと...？」
店長「親友が私に"どうしても"
って頼み込んで来たんだ
少し不安はあったけど
親友の頼みなら、ってね」
なる、ほど...

店長「結局私はギターをって
ボーカル、ベース、ドラム
4人で組んだんだ」
Na「どうでした？」

店長「楽しかったよ
今でもあの時のことは覚えてる
それに、今でも連絡取る時もあるからね」
Na「そうなんですね」

店長「興味あるのかい？」
Na「え、あぁ、はい
...一応、憧れがあって
家でギター弾いてるんです」
店長「そうか

人によって合う合わないが
あると思うが、君には合いそうだと思うよ
もしやることになって
相談したくなったら私が相手になるよ」
Na「あ、はい

お話、ありがとうございました
お先に失礼します
店長「お疲れ」
(なかむは店長に一礼し
店を出て帰路に向かった)