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「ぺ神だけあだ名とかズルい！俺もあだ名でええよ、それに敬語もいらん！」
「せやで、ぺ神ばっかズルい！」
…ズルいと言われても、ワタシはぺ神を____成る程、そういう事か
『敬語は、治せるよう努力します。これから宜しく、シッマ、シャオロン』
まだ敬語は抜けきっていないものの、さん付けを外しただけで二匹…二人は大変喜んでくれた
「ちょ、二人とも待ってや」
今にもワタシの手を引いて医務室を飛び出して行かんばかりの二人をぺ神は呼び止めた
「ココの案内するんなら車椅子で行ってき？広いからA歩かせてたらバテるで」
確か奥の方に仕舞ってたハズ…と言いながらぺ神は真新しい車椅子を持ってきてくれた
「おお！カッコえぇな」
「カッコいいとかじゃないっしょシッマ、A乗せるんだから気ぃ付けろよ？」
『…シャオロン、車椅子押してくれる？』
車椅子の登場だけでテンションの上がっているシッマに車椅子を押されるのは正直怖いので、シャオロンに頼むことにした
ぺ神はワタシ達を置いて薬品庫に入ってしまったので、この二人を止める手立てがない
「俺？俺でエエん？」
「いいなぁシャオロン、俺もやりたい！」
「Aのご指名やぞ、俺がやるんや！」
ｷﾞｬﾝｷﾞｬﾝと騒いでいる二人を他所に、ワタシは一度ベッドに戻りgloomyを連れてきた。何も言わずに離れるのは後が怖い気もするし、何か起きてからでは遅い
「なんや？ソレ」
掌に収まっているgloomyを見つけ、シャオロンが指を伸ばしてくる
gloomyはｷﾞｨ？と頭を傾けつつも、されるがままだ
「へぇ、Aのペットなんかぁ」
二人にはペットとしてgloomyを紹介し、シャオロンに車椅子を押されながら内部を案内してもらう
地図を見ながら確認しているものの如何せん部屋の数が多く、迷うことはないとしても移動だけで疲れてしまいそうだった
「__んで、此処が幹部専用のフロアやな」
一般兵の施設や共同訓練所などを一通り案内され、最後に来たのはこれから共に過ごす幹部達の利用する階だった
「此処が俺の部屋で、その向かいはシャオロン、隣がゾムと大先生やな。そんで____」
「あっちには会議室と食堂、そして総統室があるんやで！あぁ、それから__」
この二人は調子良く様々な部屋の説明をしてくれた為、どんな場所なのか。どんな人が居るのかがとても分かりやすく、とても楽しかった
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サキア(プロフ) - じゅーちょーさん» 了解しました、承諾します。等の意味で使ってます (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 4b79983a16 (このIDを非表示/違反報告)
じゅーちょー - すみません。41の「Si」ってどういう意味なんですか？ (2018年6月3日 22時) (レス) id: 684c66f772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c9dc1e2182/
作成日時：2017年9月17日 2時
