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ぺ神にインカムを繋げ訓練棟に行く旨を伝えると、こまめな休息と水分補給を条件に許可してくれた
訓練棟に着く迄に今までずっと眠っていたgloomyを揺り起こす。起きないからずっとフードに入れて居たのだがさすがに寝過ぎだ
ｷﾞｷﾞ…と不満そうに目を開けたgloomyはフラりと飛び上がると何処かへ飛んでいってしまった
声を掛けても知らん顔で、何処かへ誘われる様に飛んでいったので着いて行こうかとも思ったが軍からは出ないだろうと思い放置することにした
少し心配な気もするが、恐らく食べ物でも探しに行ったんだろう。しばらくしても戻って来なかったら皆に捜索願いを出そうと思いワタシは廊下を進んだ
暫く歩いて目的の扉を開けばそこにはロボロが居た
「あれ？Aやん、此処に来とってええのん？」
幾分か低い位置にある頭を傾げながら此方に来つつ、聞こえやすい様にヘッドフォンを外してくれたロボロは狙撃の練習に来ていたそうだ
『トントンに今日は武器を選んで来いって言われたからね、ぺ神に許可は取ったから大丈夫』
「そっかぁ、俺ナイフとかは全然やけど銃とか弓なら教えたるよ〜、俺は基本遠距離しかしやんから近距離武器試すなら近接部隊のヤツらの方がエエからそんときは誰か誘ってみ？」
ぺ神との条件を話せば、快く武器の仕舞ってある場所へ案内してくれた
ロボロは遠距離特化らしく、主の武器は曲射を思うがままに操れる弓らしい
『そうだね、今度…色々な部隊の見学の時にでもシッマかシャオロンを誘うよ』
「ゾムは誘わんの？」
どの遠距離武器から試そうかと悩みつつ返事をするとゾムの名を上げてないのが不思議だったのかそう訪ねられる
『………ゾムに本気出されたらワタシがぺ神に１ヶ月くらい病室に縛り付けられそうだから…パスかな』
「確かに、ゾムならやりかねんなぁ」
半分冗談、半分本気で返事をするとロボロはそう返事をしてケラケラ笑っていた
まずはハンドガンから徐々に大きな武器にしよう。ということになりワタシは作られた記憶を頼りに何故か慣れた手つきでマガジンをセットし、安全装置を外す
ｶﾞｧﾝと響く銃声、撃ち抜いたのは勿論脳天だ
そして風穴の空いた的を見てはたと気付く
何故ワタシは脳天を撃ち抜いたことを'確認する前に'揺るぎなく確信したのだろう
コレもワタシの記憶に依るモノなのだろうか
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サキア(プロフ) - じゅーちょーさん» 了解しました、承諾します。等の意味で使ってます (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 4b79983a16 (このIDを非表示/違反報告)
じゅーちょー - すみません。41の「Si」ってどういう意味なんですか？ (2018年6月3日 22時) (レス) id: 684c66f772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c9dc1e2182/
作成日時：2017年9月17日 2時
