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そして、きのう案内してもらった一つの扉の前にワタシとひとらんは立っていた
「到着。多分きのうシャオちゃんとコネちゃんが案内したと思うけど、此処が幹部専用の食堂」
『そうだね、きのうの二人は面白かったよ』
ドキドキの車椅子だった、と呟けばそりゃあの二人だもんね。と苦笑が返ってくる
ガチャリと扉を開けば、部屋の中には会ったことのある人やそうではない人が沢山居た
「おおっ、Aじゃないか！おはよう。ひとらんもAの案内ご苦労だったゾ」
「どーいたしまして。まぁ俺の部屋病室に近いからね、気にしないでよグルちゃん」
部屋に入ったワタシとひとらんをいち早く見つけたグルッペンが挨拶をしてくれる。その声に感化されたように皆がバラバラと挨拶をしてくれた
「Aやんか！おはよう！！」
「おー、Aおはよ〜さん」
きのう知り合ったワンコ二匹もワタシに挨拶をしてくれる
『シャオロンにシッマ、おはよう』
「あれ、見慣れん子やんか？どしたんこの子」
二人に挨拶を返していると見覚えのない青スーツの人に声を掛けられた
「鬱氏、前回の戦争での話を聞いていたのか…？まあいい、とりあえず自己紹介するから皆座るんだ」
どう答えるべきかと迷っているとグルッペンが呆れたように声を掛け、鬱氏。と呼ばれた人はへーい と気の抜けた様な返事をして席に着いた
「Aは適当な席に座ってくれ、それでは…多くのメンバーはAのことを知っているんだが…ちと記憶がガバッてるヤツも居るからな。一応自己紹介を頼む」
入り口の扉に近い席に座りグルッペンの言葉に頷く
あぁん、グルちゃんちゅめたい…とか何とか聞こえた気もしたが気にしてはいけない気がしたのでスルーだ
『Aです。帝国で製造されました、水槽暮らしだったので人並みの体力はないです。今のところ戦争で活躍するのは難しそうですがいずれ参加したいと思います…このくらいですかね、これから宜しく？』
立ち上がり自己紹介をすると数名の幹部(主に鬱氏？)が戸惑った様な顔をしつつパラパラと拍手が返ってきた
「それでは皆も自己紹介をしてくれ、恐らくAは我々の顔と名前が一致してないだろう」
___以下、皆の自己紹介が続くため割愛
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サキア(プロフ) - じゅーちょーさん» 了解しました、承諾します。等の意味で使ってます (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 4b79983a16 (このIDを非表示/違反報告)
じゅーちょー - すみません。41の「Si」ってどういう意味なんですか？ (2018年6月3日 22時) (レス) id: 684c66f772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c9dc1e2182/
作成日時：2017年9月17日 2時
