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瞼に何か温かく刺激が当たるのに気付き、うっすらと目を開くと顔に朝日が当たっていた
ずっと地下にいたワタシは日差しの眩しさに思わず手で顔を覆ってしまう
手探りで何とかカーテンを閉め目を開くと、枕元ではgloomyが羽を丸めてｽﾋﾟﾋﾟ…と鼾？を立てていた
ふにふにと触ってみても全く起きる様子は見られない
そういえば…昨夜はゾムと色々あったものの、(ゾムがダクトから侵入したことは)結局誰にも気付かれていなかったらしい…昨夜から現段階までワタシの耳に何の話も届いていないのがよい証拠だ
睡眠自体は水槽でもきちんと取っていたし、二度寝をするほどの眠気もなくどうすべきかと悩んだ末に、ベッドから起き上がり着替えを済ませたところで丁度よく病室のドアが開いた
gloomyは起きなかったのでフードの中に入れておいた。目覚めれば勝手に動き回るだろう
「失礼しまーす…あ、起きてるみたいだね。おはよう」
ドアから入ってきたのは東洋の白い軍服を着て、バッテンマスクをした人だった
『おはようございます、今さっき目覚めました』
支度が出来ている旨をつたえるとバッテンマスクの人はにこやかに頷いてくれた
「そっか、よく眠れたみたいで良かった…あ、俺はひとらんらん。ひとらんとか、げどちゃんとか呼ばれてるから好きに呼んで」
ひとらんらんさんは宜しく、と付け加えると片手を差し出して握手を求めてくれる
『分かりました。宜しくお願いしますひとらん、ワタシはAです』
その手に握手を返し自己紹介をすると、少し困った様に笑われてしまった
「丁寧にありがとう。それと…俺たち、って言うか幹部全員なんだけど敬語じゃない方がいいかな、皆自由にしてるし」
『そう、みたいだね。会った幹部皆に敬語の撤廃とあだ名呼びを頼まれたよ』
「まあね、年齢とかもあんまり気にしてないし。俺ら仲間だから別にいいんじゃない？ってなし崩してるんだよね」
昨日出会った面々と同じように他の幹部もそうらしい
「あ、今日は幹部の全員で朝食べようってことになったから俺が呼びに来たんだ」
すっかり忘れてた、と言ってひとらんはワタシの歩くペースに合わせ食堂まで一緒に行ってくれた
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サキア(プロフ) - じゅーちょーさん» 了解しました、承諾します。等の意味で使ってます (2018年6月4日 0時) (
レス) id: 4b79983a16 (このIDを非表示/違反報告)
じゅーちょー - すみません。41の「Si」ってどういう意味なんですか？ (2018年6月3日 22時) (レス) id: 684c66f772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c9dc1e2182/
作成日時：2017年9月17日 2時
