279話 ページ46
綱「え?…Aって彼氏いたの!?」
『いません!』
黒「じゃあ、一緒に歩いてたのは誰なの?けっこう良い雰囲気だったみたいだけど?」
『気のせいです!ありえません!』
ニヤニヤしながら黒川さんは似たことを聞いてくる。
京子ちゃんの話によると先日、同じくケーキを買いに来ていた二人は私と骸さんを見かけて私達が去るまで物陰から見ていたそうだ。
京「見たことない人だったし…Aちゃんが男の人相手にあんなふうに照れてるの初めて見たから…そうなのかなって…」
『恥ずかしかっただけです!照れてません!』
黒「え〜?もしかして水野ってツンデレってやつ?」
『黒川さん怒りますよ!』
なんとしても誤解を解きたい私は必死になっており、そんな私を綱吉達は新鮮なものでも見るかのように見ていた。
山「普段は水野が茶化す側だからかな…なんか見てておもしろいな。」
綱「確かに…にしても驚いた。あの様子だと本当に違うみたいだけど…」
炎「一緒にいた人って誰だろ?」
獄「……10代目は心当たりないんスか?」
綱「え?俺も…分からないや。」
獄「そうですか………。」
綱「?」
帰りに綱吉から誰なのかと聞かれたので彼の事を知っている皆には説明をした。
綱「ああ…骸だったのか。」
獄「つーか本当に骸の野郎と暮らしてんのか!?」
『誤解を招く言い方をしないでください!犬や千種も一緒ですよ!』
山「ん?なんだ水野、あいつらのこと名前で呼ぶようになったんだな。」
炎「そういえば…六道骸のことも名前で呼んでたね。」
『………家族ですからね。』ボソッ
疲れた私は帰ってすぐにお風呂に入り休んだ。
皆も帰ってきて晩ごはんが終わったあとに父と凪から重大発表があった。
それは…
『なんと!凪も並盛中学に通うんですか!?』
凪「うん!お母さん達を説得して今日、豊さんと一緒に手続きをしてきたの。」
豊「これからは一緒に登下校できるから嬉しいだろA。」
『もちろんですとも父上!』
豊「HAHAHAHA!!」
私と父を見ていた骸さん達は同じことを思ったそうだ。
骸「やはり似てますね。あの父娘…」
犬「顔は美夜さん似なのに…残念なやつ。」
千「僕もそう思う。」
凪「私は豊さん似のA好きだよ。」
美「ふふふ。私も♪」
明日には雲雀さんに一緒のクラスにしてもらえるよう頼まなければ!
ますます学校に行くのが楽しみになってきた。
『京子ちゃん達には内緒にしますか?』
凪「うん。驚かせたいから。」
〜続く〜
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吹雪 - SORAさん» SORAさん!ありがとうございます! (2016年3月23日 18時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» なるほど、分かりました(^▽^)!知らせてくれてありがとうございます(^^)知らなかったらプチ混乱してたかも…(・・;) あと前者ということなので虹の代理戦争編の前の話にしますので少々お時間がかかります………急いで考えてきます!! (2016年3月23日 12時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あと、言って良いのか迷っていたんですが、この度、言わせて頂きます。実は私、多重人格なんですよね。たまに一人称が、僕になったり、俺になったりします。一応、女なんですけどね・・・。 (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 前者でお願いします(即答)← (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» いえいえ大丈夫ですよ(^^)嫉妬OKです!…あと度々すみませんが、やはり主人公にはエド達であると知っている(そのままの姿でトリップ)と知らずに交流(姿を変えトリップ)のどちらが良いですか?話が大きく変わるので選んで頂きたいです(^_^;) (2016年3月22日 18時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SORA | 作成日時:2016年2月20日 19時