２７１話 ページ38
愛する人の薦めで入ったボンゴレファミリーは完璧でデイモンも愛着を持ち全力で貢献していた。
しかし、幸せな日々はすぐに終わりを迎える。
ファミリーの規模も戦力もこれ以上は必要ないと言うジョットさんと意見の対立が起きるが彼の意見は聞き入れてもらえず平和路線に変更された。
戦力は減り、手薄になった縄張りで敵に襲われたエレナさんは亡くなってしまう。
【弱き者のために】と願ったエレナさんだがデイモンはやり方を間違えてしまったのだ。
綱「エレナさんは本当に…そんなボンゴレが好きなの…かな？人を怖がらせたり力やお金を使って支配することに弱い人の気持ちなんて少しも入ってないじゃないか。」
D「なっ！沢田綱吉！！貴様にエレナの気持ちがわかるというのか！！」
綱「え！？エレナさんの気持ち…？」
『分かるわけないでしょ。』
全「！」
冷たく言い放った私はデイモンに近づき雪のリングをデイモンのデコに押し付け炎を込めた。
全「！？」
綱「ちょっ！何してんのA！？」
『そういうことは直接本人に聞きなさい！』
D「！？」
更に炎を注ぐと白く輝く炎はデイモンを包み込み彼の精神世界にはある人物が現れていた。
D「………エレナ…？」
リングをデコに乗せたまま手を離した私は脚と腕を組み座り込んでデイモンにジト目を向けた。
目を見開いたまま動かなくなったデイモンの消滅は止まっており皆は何が何やら分からずにいる。
『……ﾁｯ！』
綱「…舌打ちしてないで説明してくれる？」
『…未来でリングの枷が外された時に初代の雪の守護者である【雪乃さん】から頼まれたんですよ。』
全「！！」
あの時、別れる前に雪乃さんは私にこう言った。
゛…雪のリングには私の親友の炎が……【想い】が込められているの。もし相手が現れる時が来たらリングに炎を注ぎその人を包んであげて…゛
゛相手は誰ですか？゛
゛……リングが…彼女が教えてくれるわ。゛
悲しそうに笑う彼女はそれ以上は何も言わなかった。
デイモンの話を聞いている最中はずっとリングから私のとは別の人間の炎を感じており、綱吉ではないが相手がデイモンなのだと…親友がエレナさんなのだと私の勘が働いたのだ。
綱「……確かにエレナさんの隣には美夜さんそっくりの雪乃さんがいるけど…」
リ「驚いたな…リングに他者の炎が封じられているなんて聞いたことがないぞ。」
暫くして炎は消えデイモンの意識は戻ってきた。
……穏やかな顔をしている。
〜続く〜
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吹雪 - SORAさん» SORAさん！ありがとうございます！ (2016年3月23日 18時) (
レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» なるほど、分かりました(^▽^)！知らせてくれてありがとうございます(^^)知らなかったらプチ混乱してたかも…(・・;) あと前者ということなので虹の代理戦争編の前の話にしますので少々お時間がかかります………急いで考えてきます！！ (2016年3月23日 12時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あと、言って良いのか迷っていたんですが、この度、言わせて頂きます。実は私、多重人格なんですよね。たまに一人称が、僕になったり、俺になったりします。一応、女なんですけどね･･･。 (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 前者でお願いします(即答)← (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» いえいえ大丈夫ですよ(^^)嫉妬OKです！…あと度々すみませんが、やはり主人公にはエド達であると知っている（そのままの姿でトリップ）と知らずに交流（姿を変えトリップ）のどちらが良いですか？話が大きく変わるので選んで頂きたいです(^_^;) (2016年3月22日 18時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SORA | 作成日時：2016年2月20日 19時
