２６４話 ページ31
真ん中分け目の黒髪は腰下まで伸び右目にはスペードの模様が浮かんでおり、完全な肉体を得たデイモンは笑みを浮かべている。
骸(あの佇まいと揺らぎのない炎…精神と肉体が完全に一致している。それどころか以前には感じたことのない途方もない力を感じる。)
炎「デイモン…よくもシモンのみんなを…僕を…騙したな！！」
D「ヌフフフ。」
怒りを表す古里を気にすることもなく笑うデイモンに綱吉達が武器を向けるが凪は皆の前に両手を広げ待つように言った。
凪「待ってボス！！あれは骸さんの体！！攻撃しないで！！」
綱「クローム…(たしかにデイモンを攻撃すれば骸の体がダメージを受ける…勝ったとしても…)」
綱吉がチラ見したのは後ろにいる重傷のAだ。
悩む綱吉をよそに骸(ムクロウ)は凪に脚で軽く突きながら注意する。
骸「いけない。そのようなレベルの話ではないのですクローム…」
凪「あっ！骸さん！！」
『ﾅｯ！？』
骸「僕の肉体を手に入れたことであの男は自分と僕を足した以上のとんでもない力を手に入れたようです…もはや人ではない。ここにいる全員が全力でかかっても相手になるのかどうか…あれはもう……化物だ。」
凪の次に綱吉を真っ直ぐに見て骸は続ける。
骸「君は当然わかっていますね。沢田綱吉…今もてる限りの戦力で全力で立ち向かわなければ【全てを失う】。」
綱(！……骸)
骸の覚悟は本物だと知った綱吉は自身も覚悟を決め戦うことにした。
他のメンバーも同じだ。
しかし先手を打ったのはデイモンで一瞬の内に綱吉達の中心まで移動しジョーカーのカードを手に立っている。
全「！！！」
獄・山(速いっ！)
綱(なにか…ヤバイ！！)
危険を感じた山本・獄寺・加藤ジュリーの３人は近くにいた者を突き飛ばし遠ざけた。
その直後に黒い爆炎が起きその場にいた者達の姿はない。
綱「獄寺君…！？山本！！ランボ！！…A！！」
炎「ジュリー！！」
凪「消えた！？」
Aの姿もないと思ったら綱吉達とは違う方向に彼女はいた。
雲雀に抱き抱えられた状態で…
『…私なら大丈夫ですよ。』
凪「！」
綱「A！よかった…雲雀さんありがとうございます！」
『…ありがとうございます…雲雀さん…』
雲「…別に。」
素っ気なく返した雲雀はAを少し離れた場所で横にしトンファー片手にデイモンのもとへと向かった。
(…皆は何処に…！)
「…持ってきたぞ。」
復讐者が差し出したのはネロのリングだ！
続く。
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吹雪 - SORAさん» SORAさん！ありがとうございます！ (2016年3月23日 18時) (
レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» なるほど、分かりました(^▽^)！知らせてくれてありがとうございます(^^)知らなかったらプチ混乱してたかも…(・・;) あと前者ということなので虹の代理戦争編の前の話にしますので少々お時間がかかります………急いで考えてきます！！ (2016年3月23日 12時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あと、言って良いのか迷っていたんですが、この度、言わせて頂きます。実は私、多重人格なんですよね。たまに一人称が、僕になったり、俺になったりします。一応、女なんですけどね･･･。 (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 前者でお願いします(即答)← (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» いえいえ大丈夫ですよ(^^)嫉妬OKです！…あと度々すみませんが、やはり主人公にはエド達であると知っている（そのままの姿でトリップ）と知らずに交流（姿を変えトリップ）のどちらが良いですか？話が大きく変わるので選んで頂きたいです(^_^;) (2016年3月22日 18時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SORA | 作成日時：2016年2月20日 19時
