２５５話 ページ22
D「…なんて子だ。まだこんな力が…」
『はああああっ！！』
練り上げたオーラを右拳に集め悲鳴を上げる体を動かしデイモンの作った空間ごと吹き飛ばす勢いで偽凪たちを殴った。
凄まじい威力により偽物は消えさり建物の半分から向こうが吹き飛びデイモンも離れた場所に立っていた。
倒れそうになるのを必死に堪え、デイモンが凪のそばにいないことを確認した私は縛っているツルを氷の短剣で切り落とすため投げつけようとしたが…
『っが！！』
凪「！！Aぁ！」
D「恐ろしい子ですね水野A……あなた最初からクロームだけを逃がすつもりだったのですね。」
大量のトランプが私の背中や足に突き刺さりその場に倒れてしまった。
それでもなお立ち上がろうとする私を蹴り飛ばし仰向けになった私の右腕を踏みつけるデイモンから笑みは消えている。
D「……またされると厄介ですからね。潰させてもらいましょうか。」
『ああ゛あ゛っ！！』
力を込め踏みつけてくるのでオーラを集中させ堪えるが量が少なく痛みが酷い。
意識が薄れるなか大きな炎を感じた。
デイモンも気づき振り向くとそこには槍の先をこちらに向け睨む凪が立っていた。
D「『！！』」
凪「これ以上…Aを傷つけさせない！！」
彼女の両手首からは血が流れ左耳にはイヤリングが…
D「…それが霧のボンゴレギアですか。とはいえ貴女では私に勝つことはできませんよ。」
凪「そんなの関係ない。私は…親友を家族を守るだけ！」
そう言って凪はより強力となった幻術の火柱でデイモンを包み蓮の花で埋め尽くした。
私は驚くひまもなく走ってきた凪に抱えられ建物の外へとでた。
手を怪我しているにもかかわらず凪は歯を食いしばり私を運んだ。
『…凪……私は…』
凪「置いて行かない！今度は私も守るって！あなたの背中を守れるくらい強くなるって約束したから！」
『！！』
まっすぐに前を見ながら進む凪の目は力強く輝いていた。
背後から殺気を感じ凪は立ち止まり私を瓦礫の横に座らせ槍を構える。
凪(骸さんの話だと近くまでボス達が来てる。…なんとしても合流しなきゃ！)
D「…先ほどまでとは別人のようですね。もう泣き叫ぶことはしないのですか？」
凪「…しない。Aが堪えて苦しんでいるのに…何もしてない私がただ泣き喚くなんてもうしない！」
何があったのかは分からないが凪の想いは強く炎も上がっている。
間近で感じて分かったのだが凪の炎に六道さんのオーラを感じる。
(…まさか)
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吹雪 - SORAさん» SORAさん！ありがとうございます！ (2016年3月23日 18時) (
レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» なるほど、分かりました(^▽^)！知らせてくれてありがとうございます(^^)知らなかったらプチ混乱してたかも…(・・;) あと前者ということなので虹の代理戦争編の前の話にしますので少々お時間がかかります………急いで考えてきます！！ (2016年3月23日 12時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あと、言って良いのか迷っていたんですが、この度、言わせて頂きます。実は私、多重人格なんですよね。たまに一人称が、僕になったり、俺になったりします。一応、女なんですけどね･･･。 (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 前者でお願いします(即答)← (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» いえいえ大丈夫ですよ(^^)嫉妬OKです！…あと度々すみませんが、やはり主人公にはエド達であると知っている（そのままの姿でトリップ）と知らずに交流（姿を変えトリップ）のどちらが良いですか？話が大きく変わるので選んで頂きたいです(^_^;) (2016年3月22日 18時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SORA | 作成日時：2016年2月20日 19時
