２４８話 ページ15
放たれた氷の槍は雲雀のチェーンにより破壊されたがAは気にすることなく滝から周りの川を凍らせていく。
鈴「一瞬でここまで凍らせるなんて…」
リ「まずいな。雲雀はアーデルハイトとの戦いで炎を殆ど使っちまってる。」
氷の上では滑ってしまい慣れない雲雀は移動するのにも苦労している。
そんな彼に容赦なく蹴りかかるA。
かわされても氷の上を滑るように進み何度も襲いかかるがギリギリのところでかわされている。
一旦距離をとったAは毎度お馴染みの念付き右ストレートの準備をした。
それを雲雀は汗をかきながらも笑いながら見ている。
綱「……凄い。Aの蹴りを全部かわしてた。」
リ「ギリギリだけどな。…まるでどんな攻撃がくるのか分かってるって感じだったぞ。」
雲「…勝つために彼女の戦い方や攻撃パターンは全部覚えているからね。まあ……いつも逃げられてたけど。」
トンファーを構えた雲雀に向かって走るAだが彼に殴りかかるのではなく、目前で下の氷に右拳をぶつけた。
凄まじい威力に一面に広がっていた氷は砕け散り衝撃で雲雀は吹き飛ばされ、飛び散る無数の氷の欠片は彼の体を傷つけていく。
綱「なっ！……雲雀さん！」
獄(…相変わらず…なんて威力だっ！)
雲「っ！」
リ「…！…まずい。空中じゃ避けようがねーぞ！」
ガードしながら飛ばされ空中にいる雲雀の目の前には念を込めた蹴りをしようとしているAがいた。
何かをするにも時間がなくトンファーで防御しようとする雲雀とAの間に斬撃が飛ばされてきた。
おかげで雲雀はそのまま着地し、避けるためにAは空中で蹴りをやめ地上へとおり斬撃の主を睨みつける。
そこにいたのは病院にいるはずの…
全「！」
綱「や…山本ォ！？」
山「すまねえツナ！出遅れちまった！」
D「…これは驚きましたねぇ。あなたは瀕死の重傷を負ったはず。」
山「ハハハッ。俺の取り柄は【元気】だからな。」
笑顔の彼は幻術などではなく本人でその場の全員が驚いている。
睨みつけるAに山本はいつも通りに話しだす。
山「そんな怖い顔すんなって……いつもみたいボケて笑ってくれよ。敦達もお前らが帰ってくんの待ってんだぜ。」
そう言って振り向いた先には先程の衝撃で崖の中から落ちて倒れている薫がいた。
笑顔で話しかけてくる彼に混乱気味の薫は叫び聞く。
薫「な…なんで……俺は…お前を殺そうとしたんだぞ！！」
山「………。」
〜続く〜
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吹雪 - SORAさん» SORAさん！ありがとうございます！ (2016年3月23日 18時) (
レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» なるほど、分かりました(^▽^)！知らせてくれてありがとうございます(^^)知らなかったらプチ混乱してたかも…(・・;) あと前者ということなので虹の代理戦争編の前の話にしますので少々お時間がかかります………急いで考えてきます！！ (2016年3月23日 12時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あと、言って良いのか迷っていたんですが、この度、言わせて頂きます。実は私、多重人格なんですよね。たまに一人称が、僕になったり、俺になったりします。一応、女なんですけどね･･･。 (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 前者でお願いします(即答)← (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» いえいえ大丈夫ですよ(^^)嫉妬OKです！…あと度々すみませんが、やはり主人公にはエド達であると知っている（そのままの姿でトリップ）と知らずに交流（姿を変えトリップ）のどちらが良いですか？話が大きく変わるので選んで頂きたいです(^_^;) (2016年3月22日 18時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SORA | 作成日時：2016年2月20日 19時
