検索窓
今日:8 hit、昨日:8 hit、合計:93,721 hit

244話 ページ11

炎真達が去ってから綱吉の心はダメージをうけ何も話さなくなっていた。
リボーンの声さえ届いていない。
そんな彼に獄寺は明るく話しかけるが…

綱「…………俺…自分が正しい事をしてるのか分からなくなってきた…」
獄「!!」
リ「……。」
綱「炎真達のやり方が正しいとは思わないけど…でも…もし自分が炎真と同じ立場にいたら同じことをしてしまうかもしれない……自分の家族を殺した奴の子供が目の前にいたら黙って見ていられないんじゃないかって!!」
獄「ですが10代目!まだ古里炎真の言ったことが真実かは分かりません!」

獄寺の意見に綱吉とリボーンは違うと言った。
拳を交えた綱吉には彼の悲しみが伝わってきたと…リボーンにも演技には見えなかったのだ。

リ「だが炎真は嘘を言ってねーとして…これが本当に炎真達の望んだシナリオだと思うか?」
綱「え…?」
獄「!?」
リ「あのタイミングで我を忘れた炎真が飛び出してきたってのがどうもひっかかる。それにどうやらシモンの背後で誰かが動いてるみてーだしな。」
「「!?」」

リボーンの発言に綱吉も驚きどういうことか聞くとAからの情報によるものだと言った。

獄「あいつからの…?」
リ「去る前にお前と加藤ジュリーが話してただろ?その時に後ろにいたあいつは俺に口の動きだけで教えてくれたんだ。」
綱「!…なんて言ってたの?」
リ「【加藤ジュリーは偽物…何者かに憑依され何かを企んでいる】」
「「!!」」
リ「途中で奴が振り向いた為に分かったのはここまでだ。」
獄「…憑依って…骸と同じ術者ってことッスね。」
綱「…Aはなんでそのことを知って…」
リ「さあな。情報を集めてたみてーだが…少なくともあいつが今でも俺達の仲間でいることは分かったから良かったじゃねーか。」
綱「…うん。」
獄「そうッスね……(あいつ眠れてねーらしいけど……また溜め込んでんじゃ…)」









その頃のAは城の一室でデイモンの用意した着物に着替えていた。
袖なしのスラっとした黒いもので彼女の戦闘スタイルを考慮し下は黒いパンツズボンだ。
全てが黒のため腰に巻いた白布や髪の色が目立っている。

「準備はできましたか?A。」
『…はい。』

頬に触れながらデイモンは話しかける。

「まったくもってよく似合う。…本来なら女性らしい着物が良かったのですが貴女の場合は仕方がありませんね。…彼女はいつも着物姿でしたから私にはこちらがしっくりきますよ。」
『?』

続く

245話→←243話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
75人がお気に入り
設定タグ:REBORN , 女主 , 転生
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

吹雪 - SORAさん» SORAさん!ありがとうございます! (2016年3月23日 18時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» なるほど、分かりました(^▽^)!知らせてくれてありがとうございます(^^)知らなかったらプチ混乱してたかも…(・・;) あと前者ということなので虹の代理戦争編の前の話にしますので少々お時間がかかります………急いで考えてきます!! (2016年3月23日 12時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あと、言って良いのか迷っていたんですが、この度、言わせて頂きます。実は私、多重人格なんですよね。たまに一人称が、僕になったり、俺になったりします。一応、女なんですけどね・・・。 (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 前者でお願いします(即答)← (2016年3月23日 1時) (レス) id: aa00951892 (このIDを非表示/違反報告)
SORA(プロフ) - 吹雪さん» いえいえ大丈夫ですよ(^^)嫉妬OKです!…あと度々すみませんが、やはり主人公にはエド達であると知っている(そのままの姿でトリップ)と知らずに交流(姿を変えトリップ)のどちらが良いですか?話が大きく変わるので選んで頂きたいです(^_^;) (2016年3月22日 18時) (レス) id: df83dcc9c9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:SORA | 作成日時:2016年2月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。