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第37話 ページ42

「すげー!個室だ!!」

移動した部屋は個室で綱吉の喜びは大きい。
そんな時にやって来たのは祓い屋衣装の…

「お祓いに来てやったぞ」
「リボーン!イーピン!!なんのつもりだよ!」
「最近のツナ、ケガが多いからな。ぜってー何かとりついてるぞ」
「縁起でもないこと言うなって!!気分わる『グフゥッ!!』…ってA!?どうしたの!?」
『つ、綱吉、私…萌え死んでしまいそうです!!』
「なに言ってんの!?」

リボーン君とイーピンちゃんのコスプレ姿が…可愛い過ぎる!
大丈夫。まだ堪えられる。
頑張れ!私の理性!

「はひっ。どうかしたんですか!?」
「大丈夫?Aちゃん」
「ハル!!…と京子ちゃんもー!?」
『!?』ガンッ!!←壁に頭をぶつける音
「だからAはなにしてんの!!?」ガーン

いやーー!!
京子ちゃんにハルちゃんまでもがぁ…二人とも可愛い!
嗚呼、可愛いって叫びたい!抱きつきたいー!

「だ、大丈夫?怪我はしてない?」
「どこか痛むんですか!?」

心から心配をしてくれる二人に申し訳ないので冷静を装う事にした。

『っ……大丈夫ですよ。ちょっと目眩がしましたが、もう平気です。ご心配をお掛けしました!』キリッ
綱(なんとか堪えたーー!!)
リ「……使えるな。ニヤッ…みんな、そろそろ帰るぞ。この格好だと注意されるのも時間の問題だからな」
「「はい」」

まだ、5分と経っていないのにお別れとは…
綱吉も残念そうにしている。

「え…マジ帰っちゃうの?」
「また明日来ますから!」
「今度はお兄ちゃんと一緒に来るね。二人ともバイバイ!」

皆が帰ると同時に先程と同じ看護婦さんが現れた。
私は今のうちに落ち着くとしよう。

「沢田さん!!怪しい人を入れないで下さいって!!何ですか今の…?陰陽師?」
「いや、あの…」

ピンチの綱吉だが助っ人が現れる。

「元気そーじゃねーか。見舞いに来たぜ」
「山本オ!!」
「親父がこれ持ってけって!」
「わっすごっ!!寿司の船盛なんて高いんじゃないの?…本当にありがとう!」

『ひっひっふー』

「…なぁ、水野はどうしたんだ?」
「…ちょっと持病が…すぐに良くなるから大丈夫だよ」
「若きボンゴレお怪我ですか。お気の毒に」
「大人ランボ!!」

だいぶと落ち着いた私は壁から視線を戻し振り返った。
今ならどんな事があっても冷静でいられる気がしたのだが…

「大丈夫スか10代目〜〜!!」ゴバッ
「君が大丈夫かーー!!?」
『わあああ"あ゛っ!?』

目の前には死にかけゾンビの獄寺君がいた。

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作者名:SORA | 作成日時:2015年3月3日 22時

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