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第15話 ページ20

「…おい、大丈夫か!?二人とも!!」
「私、先生呼んでくる!!」
「山本、大丈夫か!?」

集まり心配するC組の皆を二人は目を見開き見ています。

「んなっ!?C組の人達!?もしかしてこのマットって皆が?」
「……用意してくれたのか?」
「当たり前だろ!!何があったか知らんが、もうこんな事はしないでくれよ!?」
「沢田君も危なかったんだよ!?」

なかには涙を浮かべる子もいて二人は見るからに反省したようです。

「…ごめん。」
「うん。」
綱・山「…みんな、ありがとう。」
「「おう!/うん!」」

「ツナもありがとうな。お前の言うとーリだ。死ぬ気でやってみなくっちゃな。」
「!」
「オレどーかしちまってたな。バカがふさぎこむとロクなことねーってな!」
「山本…!」

うんうん、よかったよかった。
でも…今の綱吉の姿はよろしくありませんね。

『はい、綱吉。早く着た方が良いですよ?』
「A!!持ってきてくれたんだ。ありがとう!助かったよ。」

フフフ。離れた教室でも短時間で行き来できますよ。
小さい頃からアホみたいに修行しましたからね。

「んっ?誰だ?」
『初めまして。水野Aといいます。綱吉とは幼馴染みです。』
「そんでもって、コレの提案者で先導者でもあるんだぜ!」ニシシッ
綱・山「そうなの/か!?」
『C組の人達は逞しいですからね。彼らのおかげです。……では、皆さん!急いで片付けますよ!最後までしっかりやりましょう!』
「「ラジャーッ!!」」
綱「スゲェ!!」
山「アハハハ。ツナの幼馴染みもすげぇのな!」


その後は山本君のお父さんが迎えにきて、先生方に謝罪などをして自宅に帰っていきました。
ちなみに我らC組は学校から表彰されました。


【帰り道】

「今日はありがとう。どうなるかと思ったよ。C組の皆にも感謝だな。」
『まあ、私達が何もしなくてもリボーン君や綱吉が何とかしてたと思いますが念のために…』
「そうかな?」

綱吉は大げさだと言いますが…山本君を守る為に動いた彼の行動はそう簡単に出来る事ではないのです。

『…綱吉はもっと自信を持つべきです。今日だって山本君を庇っていたじゃないですか。普通の人はあの状況で相手の事を考える余裕さえありませんよ?……私はあの時、幼馴染みとして友人として とても誇らしかったです!』
「!!……な、なんか照れくさいな…でも、ありがとう!A。」
『はい!』



この時、少し離れたところからリボーン君が満面の笑みで見ていたことを私達は知りませんでした。

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作者名:SORA | 作成日時:2015年3月3日 22時

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