▼ Story3「転がり出す話」 ページ29
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赤と白の星達は、雲を引き裂く巨大戦艦、その後方を追う青と白の機体を見た。
白の星はその速さに、赤き星は見覚えのあるそれに目を見開く。機体はすぐに、戦艦共々雲の彼方へ消え去った。
─星の戦士は、思いを馳せる。
守れなかった、幼い彼の事。
何も出来なかった、自分の事。
この事件と、それから何かもう一つ。2つの思いを抱え込む戦士を、叡智の姫が静かに見守る。
─遥か眼下。青々と茂る密林にて。
そこへ訪れた野生の戦士は、懐かしい友との出会いを果たしていた。
…だが、異変は近付く。怪しい影は、あちらこちらに点々と。
そして。かの魔王もまた、その地に足を踏み入れようとしていた。
─さあ、まだまだ序盤もいい所。
転がって、転がり落ちて、跳ねて落ちてまた転がって。その足は、歩みは。最早止まることなど覚えてはいない。
何故なら。突き飛ばされたその時から、目の前には坂道しか無かったのだから。
空の彼方と遥か地上と。位置も面子もばらばらに、敵も味方も入り乱れ。
─何もかも。何もかもが、転がり出す話。
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チイチ(プロフ) - suwaroさん» こんにちは！来ちゃいました、続編に…！またコメント下さって本当に嬉しいです、有難うございます！頑張らせて頂きますので、どうぞ宜しくお願いします！ (2019年11月21日 20時) (
レス) id: a34c130848 (このIDを非表示/違反報告)
suwaro - 続編キター！これからも頑張ってください！ (2019年11月21日 6時) (レス) id: 1a4b63d778 (このIDを非表示/違反報告)
チイチ(プロフ) - Mirai atさん» こんにちは！続編でもコメント頂けてとても嬉しいです…！有難うございます！ これからバンバン更新していきますので、またよろしくお願いします！ (2019年11月18日 23時) (レス) id: a34c130848 (このIDを非表示/違反報告)
Mirai at(プロフ) - ついに続編ですね!更新待ってまーす。 (2019年11月18日 15時) (レス) id: 86ab96dee6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チイチ | 作成日時：2019年11月16日 1時
