わずかな命だからこそ…（狩屋マサキ） (ページ7)

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6日ページ7

ガラッ

マ「うぇ！？…びっくりしたぁ…あ！瞳子さん！」

マサキはテレビを見ていた
点滴をしながら…

瞳「元気そうね…」ニコッ

ヒ「今日の午後サッカー部くるってさ」

マ「こなくていいのにw」

緑「ねぇ…マサキ……昨日なにかあった？」

マ「んー…あ！何回も転びましたよw青タンできちゃいましたよ」

マサキはズボンをめくると膝の部分に青タンができていた

ヒ「…あのね…今日は病気のこと話にきたんだ…」

マサキの表情が暗くなった

マ「早く言ってくださいよ…」

ヒ「脊髄小脳変性症…脳の…っ難病だ…」

ヒロトは声を震わせうつむいた

マ「……なーんだ！」

ヒ「えっ？」

マ「難病でも恐れることないじゃん！だって病気は治るんだよ？難病だからって治らないなんて決まってないでしょ…！
俺…頑張るよ……だからっ…グズっ…だからっっ」

瞳「マサキっ……」

緑「っヒク」

ヒ「そうだよねっ…ごめんね…俺もマサキと一緒にっっ頑張るよ…」

大泣きするマサキを優しく抱き上げ頭を撫でるヒロトはあの時みたいに泣いたりはせず…

ただ…静かに涙を流した

個室の部屋に4人の泣く声が何十分も聞こえ続けた

マ「スースー」

ヒ「泣き疲れて寝ちゃったね」

緑「ハハッ…みんな目が赤いね」

瞳「ふふっほんとね…サッカー部きたら起こしてあげましょうか」

ヒ「みんなには言った方がイイよね」

瞳「ええ…」

コンコン

太,優「失礼しますー」

ヒ「あ、マサキ寝ちゃったよw」

太「あ、ほんとだー(笑)…話したんですね」

緑「うん…これからマサキのことよろしくね」

太「はい！」

2人が来たあと…優一の過去の話や太陽の話し…

時間を忘れるほどたくさん話した

コンコン

天「マーーーサーーーキーーー」

2年「失礼します」

1年-剣城「マサキー！！！！！！」

剣城「兄さん？！」

円「お、ヒロト！」

鬼「お久しぶりです、瞳子監督」

瞳「もう監督じゃないわよ(笑)」

マ「ん～…ねむっ」

天「マサキぃ！！！！」