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side snr
良い雰囲気の二人を置いて俺はうらたんの家に向かう。
今日はまーしぃが勝手に発足した委員会、「Aちゃんを変えよう委員会」の会議の日だ。
幼馴染みと友人の恋路を応援する為の委員会だったが、今では委員長を務めるまーしぃが一番楽しんでしまっている。
否、本来の目的忘れとるやん。
そんな事を思いながらうらたんの家に足を進めた。
ピンポーンと軽快なチャイム音が鳴る。
ur『はーい』
sn「うらたーん、俺でーす」
ur『あいよー』
ぷつ、とインターホンが切れ、直ぐにまーしぃが出てくる。
……え、何でまーしぃなん???
sm「話は全て聞かせて貰ったぞ!」
ur「まーしぃ、もっと丁寧にドア開けてくんね?壊れるんだけど」
sn「うらたん正論」
ur「取り敢えず入って、始めんぞ」
sm「うぇーい!!」
sm「それでは、Aちゃんを変えよう委員会定例会議を始める…」
「「あいよ」」
sm「何でそんな居酒屋の店員みたいやねん…」
sn「ええやん、はよ進めようや」
sm「そうやな…じゃあ早速本題だが」
まーしぃが話を始めようとした時、ピンポーンとチャイムが鳴った。
ur「誰だ?はーい」
『うらさーん!遊ぼー!!』
ur「え、あ、ちょ待て?」
『何で待つんー!入れてやー!!』
ur「待てってアホ!!!」
『アホとちゃうわ!!分かった待ったるわ!!!!』
予想外の来客に、俺等はビビるのだった。
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作者名:暁の天 x他1人 | 作者ホームページ:んなもんない( '-' )
作成日時:2020年11月23日 23時