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Aside
授業も終わり今から部活。
だるいなー、いきたくないなー。
更衣室に入りささっとジャージに着替える
着替えたらすぐ体育館の準備に取りかかる。
しばらくすると及川から集合がかかる。
「みんなしゅーごー！！」
出席確認をし今日のメニューを
確認してから皆はロードワークの準備に取り掛かる。
「とーる先輩！」
「どうしたの陽菜乃ちゃん」
「何分くらいで帰ってきますか？」
「30分くらいかなー」
「そうですかー」
なんて陽菜乃はしゅんとした感じで言う。
それを見た及川は
「大丈夫だよ！30分なんてすぐだから」
なんていえば陽菜乃はうれしそうに笑う
「じゃあ頑張ってください！！」
「うん！陽菜乃ちゃんも仕事がんばってねー」
と言いながらひらひらと手を振る及川に
陽菜乃もひらひらと笑顔で手を振り返す。
「A先輩」
「国見君、金田一君どうしたの？
早く行かないと置いてかれるよ」
「そうですよね」
なんて金田一は少し焦りながら言う。
かわいいな
「そうだね。じゃあ先輩がんばってください」
と国見が言えば金田一もがんばってくださいなんて言う。
「ありがとう！二人もがんばってねー」
二人は返事をしながら走ってゆく。
国見君何のようだったんだろ？
まあ、後で聞けばいいか。
さあ陽菜乃ちゃんに仕事頼みに行くか。
体育館に入れば陽菜乃ちゃんはスマホいじっていた。
そんなことしてるしてる暇があるなら仕事しろ
なんて思うけどそんな口の悪い言い方ではなく優しく
「陽菜乃ちゃん少し手伝って欲しいんだけどー」
と声をかける
「あ。さっき足くじいちゃって今歩けないんですー」
なんて言うもんだから少し信じて
「大丈夫？保健室行ったほうがいいんじゃ」
「いえいえ！大丈夫です！！」
「じゃあ今日は早退したほうが．．．
及川たちには私が言っとくし」
「大丈夫ですって！」
なんて少しイラついた声で言うもんだから。
あ、やべ。と思いながら
「安静にしておくんだよ」
といいその場から離れる。
大丈夫なら少しは手伝えるだろ。
まあホントに怪我してたら申し訳ないし
このままでいいか。
そろそろ仕事しなきゃ皆が帰ってくる時間に間に合わない。
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作者名：そら | 作成日時：2017年11月12日 15時
