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story.4 ページ5

Aside



国見君が手伝ってくれたおかげでいつもの半分で終わった。


「国見君ありがとう!はやくおわったよー」

「いえいえ。またなんかあったら言ってくださいね」

「うん。そうするね」


二人でやるとやっぱ早く終わるなこれ。


手伝ってもらってよかった。


陽菜乃ちゃん手伝ってくれないかなー...


まあ無理なのは分かってるけど




「部室の鍵A先輩が持っていたんですね」

「え?うんそうだけど」

「あっ。さっき部室あいてて閉めようとおもったんですけど

鍵がなくてどうしようと思って」

「あーそういうことね。私のほかにも及川も持ってるよ」

「そうだったんですね」


国見君意外にしっかりしてる。

意外って言っちゃいけないか




「じゃあ教室行こうか」

「はい」



国見くんと少し話しながら隣を歩く



「身長高いな...」

「そうですか?」


アッ。口に出てた。

「うん、隣に並んで欲しくない(笑)」

「A先輩そんな低い方じゃないですよね」

「そうだけどね!」



「じゃあ国見君。

私こっちだからまた部活でね」

「はい。」

「ばいばーい」


なんていいながら国見くんとわかれる。



教室に入れば

「Aおはよー!今日早いね」

なんて友達が声を掛けてくれる。

「そうなんだよねー。後輩が手伝ってくれたー」

「もう一人の子!?珍しいね」

「違うよー」

「ちがうんかーい」


たのしいなー


「A−!さっき一緒にいた子誰ー??」

「あれ彼氏?雰囲気イケメンだわ」


国見くんのことかな??

雰囲気イケメンか...。普通にやることもイケメンだよ。


「彼氏じゃないよ!部活の後輩。

手伝ってくれたの」


「ちょーいいこじゃん」

「でしょー(笑)」

そんなこんなでHRが始まる。


最近の女子は男子と一緒にいるとすぐ彼氏って聞いてくるなー






あ。私が普段男子とあまりいないからか

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作者名:そら | 作成日時:2017年11月12日 15時

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