act22-16 ページ9
運動会も終わり、私は宮殿に帰ってきた
宮殿内の長椅子に座り、サダメさんの話を思い出す
サダメさんもキセキさんも・・・人間じゃない
二人の記憶を持って生み出された存在・・・
キセキ「Aさん、お帰りなさい」
こちらに歩み寄るキセキさんに、私は大袈裟なほど驚いた
キセキ「あ・・・ごめんなさい、驚かせるつもりは・・・」
「い、いえ、大丈夫です・・・」
サダメさんの話、キセキさんに話してもいいのかな・・・？
やっぱりキセキさんも・・・自分の正体に気付いてるのかな・・・
キセキ「Aさん？」
「・・・・・」
つい黙り込んでしまう
キセキさんは隣に座ると、私の手の甲に自分の手を添えた
キセキ「Aさん、貴女にお話ししたいことがあります」
私に向ける眼差しと静かな声に、その話の内容を察してしまった
キセキ「・・・私は天界の姫ではありません、もう天界の姫には・・・なれないのです」
「・・・・・」
キセキ「・・・信じられないかもしれませんが・・・私は・・・」
「キセキさんは・・・人間では・・・ないんですよね？」
私の発言に、キセキさんは目を見開いた
「・・・ごめんなさい、サダメさんから聞いて・・・知っていたんです、お二人のこと・・・」
キセキ「・・・謝ることはありません、今まで伝えることが出来ず、申し訳ありません」
彼女の手から温もりを感じる程、それが嘘だと思いたくなる
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天照(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！こんなに長い小説を全て・・・、光栄な限りです。今後とも楽しんでいただけるよう頑張ります。カオスの極みの小説ですが、これからも応援よろしくお願いします。 (2018年8月27日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - はじめまして！今日このお話を最初から全部見てきました！ずっと読んでいられるくらい物語に引き込まれました！これからのお話も楽しみにしています。 (2018年8月27日 16時) (レス) id: 18bedae0a2 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！楽しみにしていただき、この上なく光栄です。いつも感想をいただき、心から感謝感激です。これからも頑張ります。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 移行おめでとうございます！めっちゃ楽しみでした！これからもfightです！ (2018年8月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年8月16日 18時
