act13-12 2 ページ12
祐也の提案を、私は躊躇った
「無理だよ・・・！私はもう宮殿にいるべき人間じゃない、私が行っても・・・皆が嫌な思いをするだけだよ・・・」
手越「そんなことない！きっと話せば分かってくれる！」
「でも・・・」
増田「Aは・・・決めたじゃねえか、まだ天界で出来ることを頑張るって・・・」
「・・・そう・・・だけど・・・」
増田「ならその思いを伝えればいい、大丈夫、俺達が付いてる」
「貴久・・・」
一度は天界の人達に拒絶された私が、宮殿に戻ってもいいのだろうか・・・
・・・怖い・・・
手越「A、何があってもAを守るって言っただろ？」
増田「行こう、A、一緒ならきっと大丈夫だ」
優しくも力強い、二人の瞳、二人の笑顔
二人の言葉が、存在が、私に勇気をくれる
二人と一緒なら、きっと―――――
「ありがとう、祐也、貴久、・・・私も、宮殿に行く」
ティア「では、参りましょう、皆様」
まるでティアも、私がそう決意することを望んでいたように感じた
私達は、宮殿に向けて歩き出した
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天照(プロフ) - 久瑠実さん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！しばらく更新出来ず申し訳ありません。これからまた頑張ります。 (2018年5月6日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
久瑠実(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年5月6日 10時) (レス) id: ce7da4087f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年4月17日 19時
