act9-6 ページ4
女性「きゃああー！！！」
広場に女性の悲鳴が響く
刹那、木々が街の人達に向けて倒れてきた
キセキ「祐也さん！」
手越「任せて！」
祐也が手を翳すと、倒れそうになっていた木が突風で吹き飛んだ
キセキ「皆さん、逃げてください！」
キセキさんの声に、木が倒れてきた場所から一斉に皆が離れた
奥から姿を現す、黒い影
巨大な芋虫の様な灰色の図体
目はなく、顔全体を埋めるほどの大きな口には、何本もの鋭利な歯が並んでいる
キセキ「地鬼・・・！？やはり戦いはまだ終わってなかったのですね・・・」
地鬼は地を這って皆を追ってくる
そんな地鬼の前に、NEWSの4人が立ち塞がった
小山「大きいな・・・」
起き上がった地鬼の体は、4人を潰せてしまえる程巨大だった
手越「俺とまっすーが前に出る、慶ちゃんとシゲはサポートお願い！」
加藤「分かった」
4人は武器を構え、地鬼に立ち向かった
手越「はあっ！」
祐也が刀を払うと同時に、強風が発生する
地鬼の体が僅かに後方に傾く
そこに、小山さんは水で、加藤さんは炎で追撃した
倒れた地鬼の体に、祐也と貴久が斬りかかる
地鬼は悲鳴を上げ、その巨体をうねらせて暴れた
祐也と貴久は瞬時に飛び退き、地鬼から離れた
倒れていた地鬼が起き上がり、4人に近づく
キセキ「皆さん、こちらです、先代さん、時雨さん、皆さんを安全な場所へ！」
先代「あいよ！」
キセキさんは広場の端で、逃げる人達を誘導していた
広場から出た人達は、先代さんと時雨さんが遠ざけている
皆が頑張ってるのに、私は何も出来ない・・・
でも、何もしない方がいいよね・・・
その時、広場から離れた場所で物音がした
皆が逃げた方向じゃない
私は音がした方に向かった
少女「お兄ちゃん！」
向かった方から、誰かの声が聞こえた
私は走る速度を上げ、その場所に急いだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天照(プロフ) - ナナしさん» 感想ありがとうございます！鋭いですね。キセキさんが来て安心のはずなのに、地界の攻撃は激化しています。地界はどんな手で攻めてくるのでしょうか、そして、主人公は皆を救うことが出来るのでしょうか。今後をご期待下さい。 (2018年3月31日 18時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
ナナし - 単純にヒロインさんが本当の姫であってほしいです｡手の平返しは本当にｲﾔだし、キセキさんが来て安心ならどうして状況は悪化してばかりなんでしょうか？ (2018年3月31日 6時) (レス) id: ee15053760 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - はーみゃんさん» 感想ありがとうございます！凄く嬉しいです！再起した主人公は今後どのような活躍を見せてくれるのか、ご期待下さい。楽しみにしていただき、心より感謝致します。 (2018年3月30日 6時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
はーみゃん(プロフ) - とっても面白いです！果たして主人公にどんな力があるのか？色々気になります！更新楽しみにしています^ ^ (2018年3月29日 19時) (レス) id: dfbb8d508c (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - 灯さん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！更新を楽しみにして下さり感謝感激です！感想をいただけるととても励みになります。頑張ります！ (2018年3月27日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：天照 | 作成日時：2018年3月15日 6時
