4人は神様！？ 4

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翌朝、私は街外れの広場に来ていた



先日、ここの草むしりを頼まれていた




たくさんの人達が集まっており、皆で作業を進める






男性「姫様！」

「あ！おはようございます！」


偶然、昨日の男性と再会した



男性「姫様も来ていたのですね」

「はい、私もお手伝いします」

男性「それにしても、姫様が草むしりなんて・・・」

「私はもう姫ではありませんから・・・、それに、皆の役に立てるなら、喜んで協力します！」



天界のためとか言いながら、結局は私のエゴなのかもしれない



それでも、後悔はしない



だって、私がやりたくてやってることだから





少女1「姫様！おはようございます！」

「おはよう、皆もお手伝い？」

少女2「うん！」


昨日一緒に遊んだ子供達も、草むしりに参加していた


汗をかきながらも、一生懸命作業をしている







午前中の作業で、ほとんど除草は完了した



テントで数人の女性がおにぎりを作っている



「手伝います！」

女性「姫様！姫様の手を煩わせる訳にはいきません！こちらで準備しますので・・・」

「気にしないでください、私がやりたくてしてることなので、それに・・・私は姫ではありません」

女性「姫様・・・、ありがとうございます、では・・・皆さんに配ってもらえますか？」

「はい、任せてください」


おにぎりを受け取り、休んでいる人達の元に向かった








休憩を終え、午後の作業に取り掛かる



といっても、午前中に大体終わってるから、ほとんど後始末だけど








男性「姫様」

「はい？」

男性「子供達を見ませんでしたか？」

「いえ・・・、見てませんが・・・」

男性「おかしいな・・・、皆戻ってきてないんです・・・」

「え・・・、探しましょう！」





ちょうど作業も終わり、私達は子供達を探し始めた



遠くに行ってなければいいけど・・・









周辺を探してみたけど、誰も見当たらない



男性「姫様、こっちにはいません・・・」

「こっちもです・・・、もう少し離れた場所でしょうか・・・」


男性と合流し、広場から離れた場所に向かう









その時、数人の悲鳴が僅かに聞こえた

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