銀ノ魂篇36ー傍観ー ページ37
ーAside
多くの敵を相手にしたせいか、先程の"幻覚"による動揺のせいか、足元がふらつく。
ゆっくり壁に手を付きながら歩いていると、床が大きく振動した
上を見上げると、見覚えのある銀髪の天パがこちらへ落下してきている
「おいおい、嘘だろ。」
背を汗が伝うのを感じた。
さすがの私でもあの高さから落ちてきた成人男性を受け止める程の力は持ち合わせていない。
「銀さん!!!!」
「銀ちゃん!!!」
聞き覚えのある声が銀時の名を呼んだ。
こんな所まで来るなんて。
馬鹿だと思いながらも笑みがこぼれる。
つよい光とともに、定春が銀時めがけて大きく飛んだ。
が、
「……あれ。」
ガブリと銀時の頭に噛み付いた。
吹き出した鮮血を見つめてから銀時の悲鳴に背を向ける。
なんか凄いことになっているが、あとは新八のツッコミが何とかしてくれるだろう。
私は私の護るべき人に会いに行かなければいけない。
深呼吸をして歩き出す。
もう足元はふらついていなかった。
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れい(プロフ) - レミリアさん» 初めて見た虚の小説が私の小説だったなんて、とても嬉しいです!最後まで見ていただき本当にありがとうございました! (2020年6月17日 22時) (レス) id: 083c2e3efe (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - 完結おめでとうございます!ハラハラドキドキさせて頂いておりました!虚の小説を始めて見たのがこれでよかったと思っています!本当にお疲れ様でした! (2020年6月17日 17時) (レス) id: 0a87aae102 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます!のろのろ更新になってしまうと思いますが、そろそろ完結なので最後までがんばります! (2020年6月9日 20時) (レス) id: 083c2e3efe (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 更新楽しみにしてます! (2020年6月9日 12時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ながのけんさん» 返信遅れてすみません!好きと言ってもらえて本当に嬉しいです!励みになります!!これからも更新していくのでよろしくお願いします! (2019年5月30日 19時) (レス) id: ab40bf5b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れい | 作成日時:2018年8月23日 16時