銀ノ魂篇30ー共闘ー ページ31
ーAside
「じゃあ、奴らはその星零門ってやつでアルタナを盗みとってたのか。｣
「あぁ、遥か高みから見えない船で人知れず星のエネルギーをかき集めていたのさ。」
走りながらヅラの説明を聞き、相変わらずヅラは情報収集能力に優れているなと感心する。
「っ！？」
大きな爆発音が上空で聞こえ、足を止めて空を見上げる。
現れたのは巨大な何か。
「小型船を盾に…！！」
ヅラが驚きの声を上げる。
なるほど、あれがジジイ達が乗ってる船か。
「ヅラ、あれが本体なんだな。」
「あぁ……」
「なら何とかしてあれを……」
言いかけたその時、銃声が空から降ってきた。
今度はなんだと上を見上げると、じじい達が乗っている物とは別の船が星芒教の船を攻撃していた。
「あれは……」
「よォ、元気にしちょったかお前ら。」
銀時が目を見開くと同時に聞き慣れた声が手元から流れてきた。
「辰馬…？」
私が名を呼ぶと、声の主坂本辰馬は嬉しそうに
「わしがいなくて寂しかったじゃろ。」
と笑った。
「もう心配はいらん、この空に坂本辰馬が帰ってきたからの。」
こんな状況にも関わらず辰馬の声は楽しそうに弾んでいる。
「全く……」
悔しいが、少しホッとしてしまったのは事実だ。辰馬には人を落ち着かせる才能がある。
「お前らだけに戦わせはせんぜよ。」
私達は再び走り出す。
アイツらを倒すために。
師を救うために。
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れい(プロフ) - レミリアさん» 初めて見た虚の小説が私の小説だったなんて、とても嬉しいです！最後まで見ていただき本当にありがとうございました！ (2020年6月17日 22時) (
レス) id: 083c2e3efe (このIDを非表示/違反報告)
レミリア(プロフ) - 完結おめでとうございます！ハラハラドキドキさせて頂いておりました！虚の小説を始めて見たのがこれでよかったと思っています！本当にお疲れ様でした！ (2020年6月17日 17時) (レス) id: 0a87aae102 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ゆるさん» ありがとうございます！のろのろ更新になってしまうと思いますが、そろそろ完結なので最後までがんばります！ (2020年6月9日 20時) (レス) id: 083c2e3efe (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 更新楽しみにしてます！ (2020年6月9日 12時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ながのけんさん» 返信遅れてすみません！好きと言ってもらえて本当に嬉しいです！励みになります！！これからも更新していくのでよろしくお願いします！ (2019年5月30日 19時) (レス) id: ab40bf5b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2018年8月23日 16時
