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_____ブロロロロロ...
神楽ちゃんと新八くんに言われるがままにデートをすることになったわたしと銀さんは、とりあえずスクーターに乗ってかぶき町を走っています...
「それで？どこ行きますか、お嬢さん？」
「うーん...」
行きたい場所って聞かれると出てこないもの...
そうして悩んでいると、
_____ぎゅるるるるる...
前からお腹が鳴る音が聞こえた
「...あー 悪ィ...腹減ったわ」
「ふふっ たしかにお昼まだ食べてなかったですもんね」
「なァ、糖分とっていい？」
銀さんはそう言ってスクーターを止めた
そこは銀さん行きつけの団子屋『魂平糖』だった
...そしてそこには___
「あれ？万事屋の旦那じゃないですかィ...それとたしかラーメン屋の...」
「え！？真選組の沖田さん？」
___が、いた......
______________________
「へェ...万事屋の旦那の彼女があのラーメン屋のネーチャンだったとは 驚きやした」
隣でパクパクとお団子を食べる銀さんに対して、わたしはまだひと口も食べれずにいる...
「アンタ、名前は？」
「芹沢Aです...」
「Aね」
沖田さんがサラッと呼び捨てすると、
「オイ、お前 人の彼女の名前サラッと呼び捨てにしてんじゃねーよ」
と、銀さんがツッコんだ。
沖田さんはそんな銀さんをチラッと見て、
「...あ、俺のことは 総くんって呼んでくだせェ」
と、結局お構いなしに続けた。
「総くん...」
わたしが呼んでみると、
「いや、お前もフツーに呼んでんじゃねーよ」
と、銀さんに小突かれた。
___そんなことをしていると、
「総悟ォォォ！見廻り中だぞ！何してや...」
......あ、
「お前はラーメン屋の...？なんで万事屋と...」
...土方さんがやって来ました...
わたしがお団子を食べれずにいた理由...それは...
「...そーかお前、心当たりがあるからこそ、俺達にしら切ってやがったな？白髪の侍なんてそんなにいねーもんなァ？」
...これがバレるんじゃないかと思ってビクビクしていたからです...(9ページ参照)
嘘ついたことバレちゃった...なんて考えていると、
「...あれ？君は多串くん？奇遇だね？」
と、銀さんが土方さんに話しかけた。
「テメーはいい加減 人の顔と名前覚えろ、腐れ天パ！俺ァ土方十四郎だ」
「はァ？誰が腐れ天パだコノヤロー！！オメーの前髪はなんだ？V字か？V字に禿げんぞV字ハゲ！！」___
___こうして話も逸れ、デート？も、無事に終わっていったとさ♪
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作者名：りず | 作成日時：2021年5月5日 23時
