検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:17,329 hit

若武くんvs千絢ちゃん ページ8

「よし、じゃあ遊ぼうか。なにして遊ぶ?」

「あっ俺数学やるんで。」

数学、か。それは私分からないから無理かな。

「俺たちのことは気にしないでください。別に先生にどうしてほしいとかないので。」

んー、どうしようかな。

あの女の子に話しかけてみよう。

「ねぇ、千絢ちゃんは何をするの?」

「私?私はこれ読もうかなって。」

そういって見せてきたのはちょっと難しめの本。

でもふりがなはふってあるみたいだ。

「漢字は難しいのは読めないから。これくらいなの。ほんとはもっと難しい本を読みたいんだけど・・・」

「持ってきたらふりがな、ふってあげようか?」

ほんとうは読んであげようか?って言いたかったんだけど断られそうだから。

「ほんと?」

「もちろん。」

「じゃあ約束ね!」

小指をさし出す。

あぁこういうところは子供だ。

「指切りげんまーん。うそ、」

「千絢!なにやってんだー!」

「もうっ、アーヤ先生と今お話ししてたのに。」

「そんなんいいから遊ぼうよー。」

「いやっ、今日は本を読むの。」

私が口を挟むべきなのかな?

「アーヤ先生?どっちがいいと思います?」

えっ、ここだけ私頼み?

「時間を決めてやれば?」

「そうだな、サンキュー。アーヤ先生!」

若武くんはうれしそうに表に出ていく。

こういうとこは子供だな。

「先生、若武を丸めるなんて大したもんじゃん。」

後ろを振り向くと美門くんがいた。

「若武くんってそんな気難しい人なの?」

「気難しいってか目立ちたがりやで威張りやでって感じかな。」

へぇー。

「じゃあ、若武のとこ行くから。」

バイバイ。

お弁当→←仮作者



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 松南美来さん» そんな、、嬉しすぎますっ!照れちゃうじゃないですか〜 (2018年12月27日 21時) (レス) id: ab2d2cca57 (このIDを非表示/違反報告)
松南美来(プロフ) - いいんですか!?本当にファンでお気に入りしてますもん!友達申請させて頂きます!! (2018年12月27日 20時) (レス) id: b51853ee39 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 松南美来さん» そんな事言って頂けて光栄です!私も誤字脱字については思いました、、完全に「ふいんき」だと思っていたので、漢字に変換できない!?って、ビックリしました、、(笑)受験は自信ないですが、頑張ります。良かったら、友達になりますか? (2018年12月27日 17時) (レス) id: ab2d2cca57 (このIDを非表示/違反報告)
松南美来(プロフ) - 受験頑張って下さい! (2018年12月27日 16時) (レス) id: b51853ee39 (このIDを非表示/違反報告)
松南美来(プロフ) - 長文失礼しました!! (2018年12月27日 16時) (レス) id: b51853ee39 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami08221/  
作成日時:2018年12月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。