ｋｚは幼少期から超個性的！？

は、ハイスペック ページ1

私は、この間幼稚園の先生になったばっかりなの。

子供が好きだからこの職業を選んだんだ。

初めてだから、何だか緊張する。

「あっ、立花先生今日から宜しくお願いしますね」

そう言ってきたのはベテランの、小林 健斗先生。

私の指導をしてくれるのだそう。

「よろしくお願いします！」

「ははは、随分と緊張してるみたいだね。

　ま、ここに配属されたのは運が悪かったとしか言いようが無いが・・・」

「えっ、何でですか？！」

「君、聞いてないの！

　ここの幼稚園はね、、、とても、ハイレベルなんだよ」

「えっ、それの何処が悪いんですか？」

「近代の教師不足はこの幼稚園のせいだと言う人もいる」

益々、意味が分からなくなってきた。

「ま、君も覚悟はしといた方が良いと思うよ？

　会ってみれば分かるけど。

　君、相当間抜けな顔してるよｗｗ」

私は恥ずかしくなってしまった。

仕方なく、先生の後に付いて行き、教室に入った。

園児たちは、こっちを見ようともしない。

私は声を掛けた。

「新しく入りました。

　立花 彩です」

あれ？結構大きめの声で言ったはずなのに・・・誰もこちらを見ない。

すると、小林先生が、

「だから、言っただろう？


　はい、はい、朝の時間は終わりっ。

　早く席に着いて！

　今日は、新しい先生が入って来たから、自己紹介してもらうよ。

　じゃあ、後は立花先生に任せた」

そう言って、教室の隅の方に行ってしまった。

えっ、今の何！？

さっきの指導は小学生並みだよ！？

もしかして、ハイレベルってこういう事、、、。



　

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