将来君を＊黒子成り雲雀甘夢＊十六夜（女）様リク ページ25
＊side・ヒナタ＊
今日はお友達の京子さんに呼ばれて
隣町の並盛まで来ているのですが…
｢困りました。迷子です｣
待ち合わせは並盛中学校なのに
一向につく気配がない
｢どうしましょう………、？｣
ふと前を見てみると
塀に黄色い小鳥がとまっていて
そっと手を伸ばすと
指に飛び乗ってきた
｢可愛いです……お名前は？｣
｢ヒバード！ヒバード！｣
｢言葉がちゃんと分かるなんて、賢いですね。ヒバードさんは、どこから来たんですか？飼い主さんはいらっしゃいますか？｣
｢ナミチュウ！ナミチュウ！ヒバリ！ヒバリ！｣
｢ナミチュウ…並中ですか…案内していただけますか？｣
｢アンナイ！アンナイ！｣
｢ヒバリ…どなたでしょう…ヒバードさんの飼い主さんなのは分かるのですが…｣
とりあえず
この可愛い案内係さんについていきましょう
｢ナミチュウ！ナミチュウ！｣
｢ここですか。ありがとうございます、ヒバードさん｣
優しく撫でると嬉しそうに鳴いた
｢君、見かけない顔だけど、誰だい？｣
ぱっと顔を上げると
目の前には学ランを羽織った
少し年上だろう少年がいた
｢あ…えっと、隣町の帝光中に通っている、黒子ヒナタと言います。ここでお友達と待ち合わせをしてるんです…ヒバードさんが案内してくれました｣
そう言った直後
ヒバードさんは手から飛び立った
｢ヒバリ！ヒバリ！｣
｢ヒバリ？なるほど、貴方が飼い主さんだったんですか｣
｢別に…勝手についてくるだけだよ｣
そう言いながらも
ヒバードさんを撫でる手つきは優しかった
｢あの、雲雀さん…並盛へ来るついでにと持ってきたのですが…このパーカーの持ち主を知りませんか？小さい頃貸していただいてから1度も会ってなくて…｣
｢！………そうか、君が…｣
｢え？｣
ぎゅっ
突然、私の視界は白に染まった
雲雀さんの、シャツだった
｢それ、僕のだよ。まだ持ってたんだね｣
｢もしかして、きょう、くん…？｣
身体を離され肩に手を置かれる
目の前の彼は、微笑んでいた
｢覚えてたんだね。あの頃は名前を聞けなかったから、柄にもなく嬉しいよ｣
｢あ…｣
そういえば、名乗っていなかった
｢くすっ…じゃあ、改めて｣
(｢僕は雲雀恭弥。将来君を攫う男だよ｣)
(そう言った貴方の瞳は、酷く優しかった)
忍び笑い＊雲雀成り骸甘夢＊十六夜（女）様リク→←どこにいても＊黒子成り赤司甘夢＊十六夜（女）様リク
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ももや(プロフ) - すみません、リクエスト二つほどいいですか？市丸ギン成りで一護夢と日番谷夢お願いします！ (2019年4月4日 13時) (
レス) id: bcd8794b65 (このIDを非表示/違反報告)
ｱﾆｵﾀ腐女子 - まだですか(;`皿´) (2016年7月22日 22時) (携帯から) (レス) id: da007a5c60 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮ひなた(プロフ) - ｱﾆｵﾀ腐女子さん» 時間かかってしまい申し訳ございません(´・ω・｀)分かりました(｀･ω･´)ゞそろそろ続編に入るので頑張らせていただきます！！ (2016年6月21日 0時) (レス) id: dff5f2388d (このIDを非表示/違反報告)
ｱﾆｵﾀ腐女子 - やっとですか(^O^)
剣八成り代わりで逆ハーで一護落ちでお願いします(≧∇≦) (2016年6月21日 0時) (携帯から) (レス) id: da007a5c60 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮ひなた(プロフ) - ｱﾆｵﾀ腐女子さん» 死ぬ気で捻り出します(´；ω；｀) (2016年6月7日 22時) (レス) id: dff5f2388d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫宮ひなた | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homepage1717/
作成日時：2015年4月27日 0時
